日常

黄金日車・こがねひぐるま

2019年 08月24日 - 日常

喜多方市にある三ノ倉高原のひまわり畑が満開で、緩やかな傾斜地を埋め尽くす圧巻の光景をひと目見ようと、大勢の人が訪れています。
三ノ倉スキー場に隣接する6.5ヘクタール超の牧場跡地に植えられた数は約200万本。
ひまわりには、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴うさまざまな被害を乗り越えようとの思いが込められています。

ひまわり「向日葵」は、夏の代表的な花です。
読んで字のごとく、花がが太陽に向って回るという意味の名前で、「日車(ひぐるま)」「日輪草(にちりんそう)」とい別名があり、雅語では「黄金日車(こがねひぐるま)」といいます。
ちなみに「雅語(がご)」とは主に平安時代の言葉で、和歌などに用いられる洗練された上品な言葉のことです。
茎は直立で1~3mくらいで、茎や葉には粗毛が付いていて、種子からはヒマワリ油が抽出されます。
日本には寛文年間に中国経由で渡来し、鑑賞以外、油科植物としても栽培されています。
花言葉は、「あこがれ」「あなたを見つめる」などの太陽を追っていく性質からくる花言葉がありますし、「愛慕」「敬慕」「愛慕」「崇拝」「情熱」などのまぶしい花言葉もあります。
敬老の日に、「光輝」などの意味合いの花言葉で花束を贈るのもいいですね。
「あなたを幸福にする」「あなたは素晴らしい」なんていうロマンチックな花言葉もありますから、思い人にはひまわりの花束をぜひ贈りたいですよね。

水卜麻美アナが「24時間駅伝」走る!  法華坊主 joe

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厳しい暑さ、峠越す。

2019年 08月23日 - 日常

今日は24節気のひとつ「処暑(しょしょ)」、暑さが和らぐという意味です。
萩の花が咲き、穀物が実り始める頃で、厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、山間部では早朝に白い露が降り始め秋の気配を感じます。
この頃は台風のシーズンでもあり、二百十日、二百二十日とともに台風襲来の特異日です。
夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもありますので、まだまだ注意が必要です。

今年は夏風邪のせいか、鼻水・咳・ノドの痛みなどに悩まされました。
特に、お盆前は声が出ずらく、檀家のオバさんに「演歌歌手?と一緒で、声を出すお仕事のひとは大変だね」と言われてしまいました。
反論するわけではありませんが、ボクはハスキーな声好きです。特に女性の!
ハスキーな声の女性は、セクシーでもあり、落ち着いてる印象や、けだるい感じもまた魅力に感じたりします。
代表的昭和の女性を挙げるならば、大原麗子に青江三奈や、ボヘミアンを歌った彼女に、りりぃ、藤圭子など・・・。
平成なら、宇多田ヒカルに、YOU、土屋アンナ、菜々緒 、木下優樹菜、鈴木紗理奈、水川あさみ・・・二階堂ふみ に中村あゆみもいますね。
声が出にくくなっている貴女、いつまでも「しわがれた声」を保持してくださいね。

日韓の確執「GSOMIA破棄」拡がる波紋。  法華坊主 joe

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RENDEZVOUSとは関係ないが。

2019年 08月22日 - 日常

「RENDEZVOUS」これ、なんと読みます。
昨日、某所を訪ねた時、休業中の店名らしきものとして掲げてありました。
「ランデブー」とは、英語で「rendezvous」と記述して、待ち合わせ・待ち合わせの場所・集合する・たまり場、などといった意味になるのだそうです。
そもそもフランス語で「rendez-vous」と記述する語句で、デート・待ち合わせ、との意味になるとのこと。
そこに由来して、待ち合わせの約束・場所、との意味で英語でも使われるようになったのだとか。

そのrendezvousとは直接関係ありませんが、「みんなのミュシャ」展(~9/29)を渋谷のbunkamura ザ・ミュージアムで観てきました。
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。
「線の魔術」ともいえる繊細で華やかな作品は人々を魅了し、ミュシャ様式と呼ばれるそのスタイルは、後世のアーティストに影響を与えてきました。
ミュシャ財団監修による今回の展覧会は、ミュシャ幼少期の貴重な作品、自身の蔵書や工芸品、20代に手掛けたデザインやイラスト、そしてミュシャの名前を一躍有名にしたポスターなどを通じて、ミュシャの原点と作品の魅力に迫ります。
さらに、ミュシャ作品から影響を受けた明治の文芸誌の挿絵から、1960-70年代のイギリス・アメリカを席巻したグラフィック・アート作品、現代の日本のマンガ家やアーティストの作品まで、およそ250点でミュシャ様式の流れをたどっています。
2mを超すような巨大リトグラフも、資料集になるような装飾デザインも、そして鉛筆描きの習作ですら美しいのはなぜでしょう。
8歳の時に描いた磔刑図だって美しいのです。
なにが美しいのかを言葉にして挙げると、目力とか、姿勢とか、陰影とか、気品とか、陳腐なものになってしまいますが、「ミュシャが多用し、後世の作家も愛用した形式を繰り返し示すことで、理解がしやすくなっている」とナビゲーターは教えてくれました。

大阪・履正社、初の全国制覇。  法華坊主 joe

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日本で愛されている絵本。

2019年 08月21日 - 日常

今日の午後は、鬼婆から人魚姫に変身したお方にお逢いすることが出来、楽しいひと時でした(笑)
くれぐれも、夏風邪と車の運転にはご注意ください。

新宿にある損保ジャパン日本興亜美術館で、「みんなのレオ・レオーニ展」が開かれてます(~9/29)。
レオ・レオーニは、1910年、オランダ生まれで、イタリアに暮らしていましたが、1939年、第二次世界大戦中にユダヤ系であるレオーニはアメリカに亡命イラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍していた1959年、孫のために制作した『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビューしました。
1999年にイタリアで亡くなるまでに、40冊近くの絵本が発表され、日本でもその多くが翻訳出版されています。
赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』は、小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。
レオ・レオーニは、ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて描きました。
今回は、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、作品と重ね合わせながら紹介しています。
世代を超えて日本で愛されている絵本『スイミー』の幻とされた原画(スロバキア国立美術館所蔵)が展示されていましたが、計5点の原画は絵本『スイミー』の絵とは少し違うので、眼を細めてじっくりと観てきました。

ADR、福島に東電10億円賠償へ。  法華坊主 joe

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ゆるく味わいのある表現。

2019年 08月20日 - 日常

今日は最高気温30℃に達せず、猛暑が和らぎました。
夏の高気圧の日本付近への張り出しが弱くなって、湿った空気が流れ込みやすくなります。
日差しが少なくなる分、35℃を超えるような暑さはおさまって少しずつ秋の気配もしてきますが、まだ残暑が続くでしょうから体調管理にお気をつけください。

先月の暑い時季に東京で観た、特別展「日本の素朴絵−ゆるい、かわいい、たのしい美術−」についてブログします。
日本では昔から、様々な形式の作品に緩やかなタッチでおおらかに描かれた絵が残っています。
それらはなんとも不思議な味わいを持っており、見る人を虜にします。
今回の展覧会では、ゆるく味わいのある表現で描かれたこのような絵画を「素朴絵」と表現し、様々な時代・形式の素朴 絵を紹介することで、新しい美術の楽しみ方をご提供していました。
また、彫刻にも素朴なものがあり、その一端を拝見できました。
これらの作品は「うまい・へた」の物差しでははかることのできない、不思議な味わいを持ち、絵巻や絵本、掛軸、屏風、ときには嗜好品として庶民の生活の中に登場します。
高価で庶民が手が届かない「うまい」作品の代替として季節行事に使う道具にも用いられ、仏画として信仰の対象にもなってきました。
展示は、これまで本格的に取り上げられる機会のなかった、様々な時代・形式の「素朴絵」に仏像や神像などの作例も交え、名人の技巧や由緒ある伝来とはまた異なった、新しい美術の楽しみ方を紹介していました。
9月1日まで、東京・日本橋の三井記念美術館で展示していますから、ぜひご覧になってください。

立憲と国民、会派合流で合意。  法華坊主 joe

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境内のシンボルツリー。

2019年 08月19日 - 日常

境内の「百日紅」が見頃を迎えています。
「百日紅」を何と読みますか?
そうです、ミソハギ科で中国南部を原産地とする落葉高木「サルスベリ」です。

別名をヒャクジツコウといい、古くは長安の紫微宮廷に多く植えられていました。
その百日紅という名前の由来は、3つあります。
1つめは、朝鮮半島に伝わる悲恋の伝説です。
昔、旅の途中の王子が、竜神を退治し、生贄にされていた娘を助けました。
恋中となった二人は100日後の再会を約束するのですが、娘はその日の目前に他界してしまいます。娘の墓から紅色の花が咲く木が生えてきたことから、村人が「百日紅(ヒャクジツソウ)」と名づけました。
2つめは、約100日間ピンクの花が咲き続けるという、一度咲いた枝先から新芽が出て花が次々と咲く様子が名前の由来となっている説です。
3つ目は、木登り上手の猿も滑って登れないほどツルツルした樹皮の様子から名づけられた、「猿滑」という和名です。

百日紅の花言葉とは、「貴方を信じる・潔白」、「雄弁」、「愛嬌・不用意」、など、伝説にまつわる言葉や、花の咲き方や木の様子に由来する生命力をたとえるような言葉となっています。
花言葉は「雄弁」「愛嬌・不用意」「あなたを信じる・潔白」などがあり、伝説にまつわる言葉や、花の咲き方や木の様子に由来する生命力をたとえるような言葉となっています。
「雄弁」は次から次へと枝先にたくさんの花が咲き続く様子から生まれた言葉です。
「愛嬌」「不用意」は樹皮が滑るため、猿も木から落ちるということから生まれた言葉です。
「あなたを信じる・潔白」」は、ある王子様が恋人に100日後に会うことを約束して旅立ち、戻ってくると恋人は亡くなっていて、その恋人が埋葬されていた場所から生えていたのが百日紅だった、という伝説に基づくものだといわれています。

『拝謁記』昭和天皇、戦争反省語れず。  法華坊主 joe


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本来は強い風による衝撃のこと。

2019年 08月19日 - 日常

昨日は立正院の「盂蘭盆会施餓鬼法要」でした。
お暑い中またお忙しいところ、皆様おそろいでご参詣お焼香たまわり、洵にありがとうございました。
おかげさまをもちましてつつがなく執り行うこと出来ましたこと、厚く御礼申し上げます。
本日の皆様の尊い行いは、ご先祖さまはもちろんのこと、有縁・無縁あるいは頼るところ障るところの精霊、また水子の精霊、土地や建物にまつわる因縁の諸精霊に報いられ、これによって私たちも日々安穏に暮らすことができる余慶の功徳(よけいのくどく)を授かることとなりましょう。


あおり運転「宮崎容疑者」が同行の女性と共に逮捕されました。
宮崎容疑者もさることながら、同乗の「ガラケー女」もヤバすぎませんか。
「煽り(あおり)」とは、本来は強い風による衝撃のことで、転じてものごとの及ぼす影響を表す言葉です。
「強風の煽りを受けて塀が倒れる」「不況の煽りを受けて倒産してしまった」というように使います。
江戸時代に、芝居や見世物の木戸(きど=小屋や劇場の入り口)の前で扇を開き、客を招き寄せる係の者がおり、それが「煽り」と呼ばれました。
このことから、そそのかすという意味が生まれました。
この数年で一気に数が増えている「あおり運転」事故は、しつこく追い回したり、無理に停止させて暴行するなど、その内容の悪質さ、凶悪化から、もはや事故ではなく刑事事件になっています。
我が身を守る運転も大事です。

トランプ氏、香港デモで中国牽制、今更。  法華坊主 joe

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日常の喧騒を忘れて・・・。

2019年 08月17日 - 日常

〈阿武隈川両岸の60本の大たいまつの中を、約6,000個の色とりどりのとうろうが川岸に並べられ、花火が夜空を彩ります! 当日17時からの受付でとうろうに法名を入れることもできます(1灯:2,000円 供養料含)。〉と銘打った「第37回 福島とうろう流し花火大会」に今夜、帰省している長男と行ってきました。

灯籠流しとは、灯篭と呼ばれる器具を用い、それに火を灯し川に流すという行事です。
これには故人の霊を供養するという意味合いがあり、お盆の時期などに各地で開催されている行事です。
灯篭流しは送り火と言われる行事が元になったと言われています。
火を使い死者を弔うということ自体は昔から行われてきました。
しかし灯篭流しという行事が生まれたのは戦後の広島であると言われています。
そのために広島や長崎などでは大きな灯篭流しが行われます。
当初は亡くなられた方の名前を書くものでしたが、平和の願いを書くという人も徐々に増えてきて、慰霊と同時に平和を祈る行事へとも変化しました。
灯篭流しはお盆の時期に慰霊を行いながら、日本ならではの風情を感じることができる行事です。
灯篭の灯を眺めることで日常の喧騒を忘れてゆっくりと夏の時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
見るだけでなく自分も参加してみるというのもおすすめです。
平和への祈りや様々な想いを灯篭に込めて、流してみましょう。
灯篭一つ一つにそのような想いがこもっていると思うと、とても素敵で美しい景色に思えてくるはずです。

福島のとうろう流しは、川岸に燈を灯した灯篭が並べられてあるだけで、阿武隈川には流しません。
東日本大震災の夏以来、福島第1原発事故の影響で!という理由だそうですが、「いつまでそんなことを言っているの」と思うのはワタシだけでしょうか?

飲酒後に「路上横臥」車にひかる死亡事故相次ぐ福島。  法華坊主 joe

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盆踊りに思いを託し。

2019年 08月16日 - 日常

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徳島の阿波おどりは、台風10号の接近で安全確保が困難になったとして、14・15両日の公演が中止となりました。
日本三大盆踊りには、徳島市・阿波おどり、秋田県羽後町・西馬音内の盆踊り、岐阜県郡上市・郡上おどりがあり、特に徳島の阿波おどりは全国的な知名度を持つ国内最大規模の盆踊りとして有名です。
盆踊りいえば夏休みに行われる町内や幼稚園などの行事というイメージが強いですが、本来、盆踊りはお盆にかえってきた祖霊を慰める霊鎮め(たましずめ)の行事です。
念仏踊り(自分で念仏を唱えながら踊る)から 踊り念仏(念仏を唱える人と踊る人がいます)に発展した民族芸能が、盂蘭盆と結びつき、精霊を慰めたり送り出すための行事になりました。
さらに、盆踊りには娯楽的な要素もあります。
盆踊りは、地域の結びつきを深めたり、お盆に帰省した人々の再会の場になったり、男女の出会いの場でもあったのです。
盆踊りの歌詞に色恋ものやきわどい内容が多いのはそのためで、人々は年に一度の盆踊りに様々な思いを託しました。
盆踊りは、祖霊になった人々との別れを惜しむ踊りであり、人の出会いや別れとともに過ぎ行く夏を惜しむ踊りです。
子供たちは無邪気にはしゃぎ、大人たちは様々な思いを胸に踊るからでしょうか、楽しいだけではなくなぜか切なさを感じます。
躍動するリズムにのって踊る高揚感は格別です。
この盆踊りの醍醐味を、家族揃って味わってみてはいかがでしょうか。
令和最初のお盆!皆さんはいかがお過ごしでしたか?

悠仁さま、ブータン旅行に出発。  法華坊主 joe

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二度と繰り返さない。

2019年 08月15日 - 日常

今日は74回目の「終戦の日」、令和初の追悼式が行われました。
皆さんはどんな思いで一日を過ごされましたか?

「終戦の日」=「敗戦の日」にあなたが読みたい本は何ですか。
法華坊主の独断と偏見で、思いつくままに挙げてみます。
野坂昭如『火垂るの墓』
毛利恒之『月光の夏』
城山三郎『落日燃ゆ』
竹山道雄『ビルマの竪琴』
荻原 浩『僕たちの戦争』
吉村 昭『深海の使者』
妹尾河童『少年H』
松岡圭祐『八月十五日に吹く風』
今日マチ子『COCOON』
灰谷健次郎『太陽の子』
壷井 栄『二十四の瞳』
遠藤周作『海と毒薬』
大岡昇平『野火』
井伏鱒二『黒い雨』
横山秀夫『出口のない海』
こうの史代『この世界の片隅に』
小手鞠るい『ある晴れた夏の朝』等々
皆さんのお薦めは・・・?

満月の日に、台風10号大暴れ。  法華坊主 joe

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