日常

いのちを尊び

2017年 04月8日 - 日常

ここ数日、春の暖かな陽気が続き、境内の花が咲き乱れています。
ヒアシンス、スイセン、チューリップ、ムスカリ、そしてきのう数輪咲いたサクラなど春の訪れを感じています。

その昔、花咲き乱れるインド・ルンビニーの園で、お釈迦さまはお生まれになりました。
お釈迦さまは、私たちを苦しみと悩みの海から救うためにお生まれになられたのです。
そのお釈迦さまのお誕生をお祝いするのが、4月8日の「花まつり」です。
併せて、私たちもまたこの世に生まれてきた喜びを味わなければならないのが、「花まつり」。
なぜなら、お釈迦さまのみ教えに出会うことが出来たのですから・・・。
仏教の戒めの第一は、「生き物を殺してはならぬ」(不殺生戒=ふせっしょうかい)ということです。
日蓮聖人は、「仏さまがこの世にお出ましになったのは、私たち、生きとし生けるものを憐れんでくださっているからだ」(『妙密上人御消息』)とおっしゃっています。
殺しあい、奪いあい、憎しみあっている今の世の中、だからこそお題目の信仰で、お互いの「いのち」を尊びあわなければならないのです。
昨日、米中首脳会談の最中に行われたアメリカのシリア攻撃は如何なものでしょうか。

福島。

福島もサクラ開花発表。  法華坊主 joe

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かんぶつえ

2017年 04月7日 - 日常

「かんぶつえ」を漢字で書いて!と言ったら、「患部杖」と書いたお方がおられたそうです。

明日(8日)は、お釈迦さまの誕生日として知られる「花祭り」です。
なぜ、花祭りと呼ばれるかというと、お釈迦さまの生まれたインド・ルンビニーの花園というのがあります。
それに見立ててたくさんの花で飾った御堂を作りお祝いをするからです。
正式には灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれ、日本では奈良時代に、奈良の元興寺から始まったとされています。
有名な例えに、「お釈迦さまは、生まれてすぐ7歩あるいて、右手は天に、左手は地をさして『天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)』と言った」と伝えられています。
実はそれだけではなく、生まれた際に八大竜王(8人の竜の王様)に甘露の水を注がれ祝福されたとも伝えられているので、その故事にならい花御堂(はなみどう)の中に置かれた仏像に甘茶を柄杓で灌いでお祝いをします。
このように「花祭り」はとても親しまれている呼び名ですが、灌仏会には他にもたくさんの別の呼び方、たとえば
「降誕会(ごうたんえ)」
「仏生会(ぶっしょうえ)」
「浴仏会(よくぶつえ)」
「龍華会(りゅうげえ)」
「花会式(はなえしき)」などがあります。
日本人は、生まれたときにお宮をお参りし、結婚式はキリスト教の教会で、亡くなったらお寺にお願いするという何でもありの信仰心のない多宗教民族ですが、せめてお釈迦さまの誕生日くらいは覚えておいていただきたいですね。

きょう桜田淳子復活か。  法華坊主 joe

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新たなスタートの季節

2017年 04月5日 - 日常

私たち日本人には、4月は本格的に春が訪れ、いろいろなことが新たに始まる月というイメージが強いと感じませんか。
それは4月に入学式・入社式が行われるからということも大きく影響していると思います。
桜が咲く道を大きめのランドセルを背負った新小学生がお父さん・お母さんに手を引かれて入学式に向かう姿をみると、「ああ4月だな、新たなスタートの季節なんだ」と多くの日本人が感じると思います。

しかし、最近では大学の秋季入学が始まりました。
東京大学が秋季入学を始めたことは大きく報道されたのでご存知の人も多いと思います。
東京大学の他にも、早稲田・慶応義塾・上智大学といった大学も秋季入学ができるようになっています。
もっとも全学部ではなく国際教養学部などの限られた学部だけですが。
秋季入学に踏み切ったのは、9月入学の多い欧米などの大学に合わせて、優秀な留学生を受け入れることを始めとして海外の大学との研究・教育の連携を取りやすくするといったことが大きな理由みたいですね。
しかし高校卒業から、あるいは就職まで間隔が空くことなどの問題点も指摘されています。
日本で大学が全面的に秋季入学になった場合、小・中・高の学校はどうなるんでしょうか。
何十年かたったら、入学式は秋というイメージが日本にも定着しているかも知れません。
大学の合格電報も「サクラサク」ではなく「コスモスサク」とか「ヒマワリサク」になるのかな。
ちょっと味気ないですよね。
入学式は陽光うららかな4月に、桜咲くなかでみんなで記念撮影したいと思うのは私だけでしょうか。
明日は、市内の小学校でも入学式を迎えます。

則本ナイスピッチング。  法華坊主 joe

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清々しく明るく美しい季節

2017年 04月4日 - 日常

今日は全国的に「清明(せいめい)」にふさわしい春の陽光が降り注いでいます。
「清明」とは、24節気のひとつで春分から数えて15日目頃。
春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したものです。
万物が若返り、清々しく明るく美しい季節です。
この頃はサクラの花が咲きほこり、お花見のシーズンでもありますね。
南の地方ではつばめが渡って来る頃でもあります。
沖縄では「清明祭(シーミー)」といって、沖縄の三大行事の一つになっています。
「清明」は中国から伝わったとされ、「清明の節」の期間に先祖のお墓に親戚が集まり、お線香やお花、重箱につめた料理をお供えた後、皆でご馳走をいただく習慣があるそうです。

沖縄を訪ねた方は見たことがあるでしょうが、沖縄のお墓の前は「清明祭」をするための広いスペースがちゃんと設けてあり、ここでお重を囲んで宴が催され、エイサーやカチャーシーなどを踊るのだそうです。
気候もいい頃ですし、今ではピクニック感覚でどのお墓もとても賑やかだとか。
これから本土もサクラが満開となり、お花見も本格的になりますね。

露国地下鉄爆発コワいですね。  法華坊主 joe

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変化への適応に期待

2017年 04月3日 - 日常

多くの企業の入社式が今日(3日)、全国各地で開かれました。
国内では緩やかな景気回復が続くものの、企業を取り巻く経営環境は大きく変わろうとしており、新入社員には変化への適応や内向き志向を打破する姿勢が期待されているようです。
そこで、連合艦隊司令長官・山本五十六(やまもといそろく)が残した有名な言葉「やってみせ 言って聞かせてさせてみて 褒めてやらねば 人は動かじ」を紹介します。
1)リーダーたるもの、自分がまず先にやってみせること。
2)そしてやり方や理由など説明してやらせてみせること。
3)できたら褒めてあげること。
4)そうしないと人は動かない、と言っています。
逆説的に言うと、「自分が出来もしないことをやらせたり、一方的にしろと言うだけで何の説明もしない、そして出来たことに対して褒めることをしないリーダーには、誰もついていかない」と諭しています。
経営セミナーやリーダーシップ研修などで頻出の言葉で、法華坊主も好んで用います。

明治安田生命が過日発表した「理想の上司」ランキングによると、女性編では、日本テレビの水卜麻美アナウンサーが昨年トップ20圏外から急上昇し初の1位を獲得しました。
2010年から昨年まで7連覇中だった女優・天海祐希の牙城をついに崩し、V8を阻みました。
男性編では、昨年5位だったお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が初の1位に輝きました。
両者ともテレビで見せる親しみやすいキャラクターが人気となったのでしょうかね。

楽天3連勝スゴイじゃない。  法華坊主 joe

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最初の学年の初め

2017年 04月2日 - 日常

今日、東京は桜(ソメイヨシノ)の満開が発表されました。
福島市内は、マンサクの花が見ごろになっています。

2月や3月生まれの人は、同じ学年の中では誕生日が遅いのに、どうして「早生まれ」と呼ぶのでしょうか?
「遅生まれ」と言ったほうがしっくりくるように感じますが、どうしてでしょう?
ちょっと難しい話になりますが、基本となる法律を紹介します。
入学に関しては「学校教育法」という法律によって定められていて、「満6才に達した日の翌日以降における最初の学年の初めから」就学することになっています。
わかりやすくいうと、「最初の学年の初め」とは4月1日のことなので、満6歳になって初めて迎える4月1日に入学してください、ということになります。
よって1月1日から昨日4月1日に生まれた人は、入学当年に迎える満年齢が1歳早いため、「早生まれ」といいます。
もっとわかりやすく言うと、同じ学年の中で誕生日が来るのは遅いけれど、生まれてから入学するまでが早いから「早生まれ」といいます。
法律上の満年齢は、誕生日の前日でカウントします。
例えば、4月1日に生まれた人は、毎年3月31日に満年齢が加算されます。
すると、同じ学年でも生まれ年が前後するため、それを「早生まれ」「遅生まれ」と言うそうです。
理解できましたか?
なぜ区切りのいい4月1日生まれの子を基準にして同学年にならないのか疑問ですね。

結弦、逆転Ⅴおめでとう。  法華坊主 joe

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気が引き締まる季節

2017年 04月1日 - 日常

今日4月1日は新年度の始まりですが、今年は土曜日ですので実際のスタートは3日の月曜日からでしょうか。

4月は入学・進学・就職・新生活のシーズン、街には慣れないスーツに戸惑いを隠せない新社会人たちの姿もあります。
その新社会人から背中を見られる先輩社員たちも、どこか気が引き締まるこの季節です。
それぞれの立場は違えど、多くの人にとって緊張を伴う機会の多い4月です。
ではなぜ4月が新学年のスタートなのか? 一体誰が決めたのか? ご存知ですか。
日本ではサクラ咲く4月が入学シーズンで、何の違和感も感じません。
ただ世界的に見ると、新学年のスタートが4月である国はマレだそうです。
日本の新学年スタートが4月になったのか?については諸説あるようですが、明治維新前後を境に4月入学が定着してきたようです。
日本は、1886(明治19)年にイギリスに倣って4月~翌3月までを「国の会計年度」とすることに改められ、それに合わせ、国からの補助金で運営されることが多い学校も、4月入学に変更されたというのが一般論となっています。
「文化・伝統を重んじる日本」と「世界基準への追随を迫られる現実」の二律背反ですが、決して多数決だけで決められる問題ではありませんね。
私見ですが、サクラの開花は贐(はなむけ)にふさわしいような気がいたますから、4月スタートがいつまでも存続されるよう願っています。

べっぴんさん完。  法華坊主 joe

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自然体で付き合う

2017年 03月31日 - 日常

年度末だからでしょうか? それとも春の陽気のせいでしょうか?
私の周りには、自己チューで世間の常識を理解できない人、ぐずぐずして物事の決断のにぶい人、悪いことしておまわりさんの世話になった人などがいて、困惑しています。

「来るもの拒まず、去るもの追わず」という言葉がありますよね。
「自分を慕ってくる人は拒まずに受け入れ、自分のもとを去るような人はあえて引き止めない」という意味を持ちます。
法華坊主ばかりでなく、人間関係においてこの言葉を心がけている人も多いのではないでしょうか。
そこでPC診断によって、自身(法華坊主)の対人関係の傾向を探ってみましたところ、その結果は次の通りでした。

あなたは「来るもの拒まず、去るもの追わず」という言葉にピッタリあてはまる人のようですね。
あなたを慕ってくる人を拒むようなことはなく、また去っていく人を無理に引き止めるようなこともしません。
泰然自若とした人で、細かな人間関係に一喜一憂せず、自然体で他人と付き合うことができます。
このタイプは、ちょっとマイペースな側面もありますが、いわゆる癒しキャラ的なオーラも持っていて、知らず知らずに人を惹き寄せるような傾向があります。
一旦あなたのもとを離れた人も、また疲れてくると、あなたの癒しオーラに惹かれて戻ってくることが多いでしょう。
みんなの止まり木になるような人ですので、これからも自然体の素敵なあなたでいてください。

当たっているような、でもチョッと違うような・・・。
まぁ明日から始まる新年度、他人に迷惑をかけず、今まで以上にガンバって、より良い平成29年度にしたいですね。

49歳の相原勇なかなかイイね。  法華坊主 joe

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寒さぶり返す

2017年 03月27日 - 日常

東京で桜の開花宣言が出されてから一週間。
そんな中でも時折、寒さのぶり返すことがあります。
今朝の福島は、ご覧のとおりの雪景色。

しばらく暖かい日が続いた後、ぶり返す寒さを先月までは「寒の戻り」あるいは「余寒」などと表現していました。
同じように寒さのぶり返す時、その季節毎に違った言葉で表されています。
たとえば、一般的に桜の季節と言えば4月ですが、お花見に行って妙に肌寒い日もあるでしょう。
この頃の寒さは、桜の花になぞらえて「花冷え」と表現されています。
5月に入り、日本列島は新緑のシーズン。
時折り若葉も震えるような冷たい空気におおわれ、「若葉寒む」と言われることがあります。
また6月、北海道ではライラックの花が満開になる頃、肌寒い日が続くことがあります。
ライラックの別名をリラと言うことから、「リラ冷え」と表現されることがあるようです。
さらに季節が進んで6月から7月にもなると、日本列島は雨の季節。
東風が吹き込むと、太平洋側の地方は一週間から10日にもわたって肌寒さが続いてしまうことがあります。
この頃は一般的に「梅雨寒む」と表現されているようですね。
このように、寒の戻りと同じように寒さがぶり返す場合、季節の植物などになぞらえて寒さの表現が変わって行くことをご存知でしたか。

稀勢の里おめでとう。  法華坊主 joe

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安全で着実な方法

2017年 03月26日 - 日常

政府は今月21日の閣議で、「共謀罪」の構成要件を改めて、「テロ等準備罪」を新設する法案を決定しました。
この国会での「重要法案」と言われながらも、金田法務大臣が答弁に窮することも多く、時に安倍首相が援護・弁明にまわる場面が見られます。
先年に可決された「安保関連法」「個人情報保護法」に続き、今回の法案も急ぎすぎてはいませんか。
そこで「急がば回れ」という諺(ことわざ)の由来を説明します。
この諺は、「もののふの やばせの舟は早くとも 急がばまわれ 瀬田の長橋」という和歌によるものです。
室町時代の和歌集『雲玉和歌抄(うんぎょくわかしょう)』には、平安後期の歌人・源俊頼(みなもとのとしより)が詠んだものだとあります。
一方、江戸時代の咄本(はなしぼん)『醒睡笑(せいすいしょう)』には、室町時代の連歌師・宗長(そうちょう)の歌として紹介されているなど、諸説あるようです。

「もののふ」とは武士のことで、「やばせ(矢橋)の舟」は滋賀県草津市矢橋港から大津市石場港までの琵琶湖上を渡す船のことです。
そして「瀬田の長橋」は日本三大名橋「瀬田の唐橋」のことです。
瀬田の唐橋経由は陸路で約12キロ、船で琵琶湖の水路を行くと約半分の6キロ。
時間的には早いのですが、比叡山吹きおろしの突風(比叡おろし)によって転覆などの危険がありました。
矢橋の渡し船を利用して琵琶湖を渡るよりも、瀬田の唐橋を利用する方が着実であり、結果的には目的地に早く到着することを例えたものです。
急ぐときには、危険な近道より遠くても安全な本道を通るほうが結局早いということで、私たちの日常生活においても「安全で着実な方法をとれ」という戒めです。
スピードを求められる昨今ですが、お互いに肝に銘じなければいけませんね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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