日常

政治不信、あなたは?

2019年 02月27日 - 日常

米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日夜、ベトナムの首都ハノイのホテルで会談し、昨年6月以来2回目の首脳会談をスタートさせました。

そのころ日本では、交際していた女性から準強制性交罪で刑事告訴され自民党を離党した田畑毅衆院議員が、一身上の都合を理由に大島理森衆院議長宛てに辞職願を提出しました。
田畑氏の辞職が議決されれば、比例順位に従って自民党岸田派所属の吉川赳元衆院議員(静岡5区)が繰り上げ当選します。
静岡5区といえば、衆議院選挙で吉川赳氏と細野豪志氏(現在は、自民党二階派特別会員の無所属衆院議員)がバトルを繰り広げてきた選挙区。
今後の動向が楽しみ?ですね。

今春は統一地方選挙が行われ、夏には参議院選挙が予定されています。
このブログでは政治ネタは書き込まないことと決めていましたが、あまりにも嘘で固めた自民党政治に嫌気をさし、数の自民党政治を阻止できないお粗末な野党の手法にもウンザリしているのも事実です。
輝かしい未来を構築する日本の政治が復活することを願ってやみません。

福島県産米、2年連続「特A」日本一。  法華坊主 joe

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『グリーンブック』が作品賞

2019年 02月26日 - 日常

第91回アカデミー賞は、アダム・ランバートとクイーンのブライアン・メイによる「ウィー・ウィル・ロック・ユー/We Will Rock You」と「伝説のチャンピオン/We Are The Champions」というクイーンのヒット曲で幕開け。
ボーカルにアダム・ランバートを迎えたクイーンがアカデミー賞授賞式のオープニング・パフォーマンスを行いました。
今は亡きクイーンの伝説のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの人生とレガシーを描いた映画『ボヘミアン・ラポソディ』は、作品賞を含む5部門にノミネートされており、ラミ・マレックが主演男優賞を受賞し、他録音賞、編集音響賞など4冠に輝きました。
残念ながら是枝裕和監督の『万引き家族』はアカデミー賞ならず、外国語映画賞は『ROMA/ローマ』が受賞しました。

ということで今日は、昨日都内で観た映画『鈴木家の嘘』についてです。
長男の自死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアを交えてあたたかく描いたドラマでした。
劇場映画監督デビュー作ながら驚くべき完成度の野尻克己監督に絶賛。
岸部一徳、原日出子、岸本佳代子、大森南朋ら演技派がそれぞれ持ち味を発揮していますが、とりわけ長女役の木竜麻生が素晴らしかったです。
グリーフケアの集まりで手紙を読むシーンでの神がかった感情表現は涙なしには見られませんでした。
新体操の経験者であり、素敵なパフォーマンスでも魅せる彼女が、本格的に動ける年齢のうちに、そのスキルを活かした主演映画を観たいと期待しています。
残念ながら福島では上映されていません。

「新・北斎展」入場10万人を突破。  法華坊主 joe

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俺が俺がの我は捨てて!

2019年 02月24日 - 日常

北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長が、23日午後ベトナムの首都ハノイで開かれる米朝首脳再会談のため専用列車で移動中ですが、国内でも大きなニュースがありました。

ひとつは、ことし春の皇位継承を前に、天皇陛下の在位30年を祝う政府主催の記念式典が、きょう午後、天皇皇后両陛下も出席されて、東京 千代田区の国立劇場で行われました。
天皇陛下は、平和を願う気持ちや国民への感謝の思いを込めたおことばを述べられました。
国民の代表として、内堀福島県知事は、東日本大震災の発生のあと、天皇陛下がビデオメッセージの形で国民に語りかけられたことについて「大いに励まされ、国民の気持ちが一つになりました」と述べ、感謝の意を示しました。

さらに、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票がきょう行われ、「反対」が多数を占めることが確実となりました。
「反対」が投票資格者全体の4分の1に達していることも確実となっていて、玉城沖縄県知事は今後、この結果を日米両政府に通知することになります。
県民投票の結果に法的拘束力はありませんが、「反対」が多数となったことで埋め立て工事を進める政府が今後、どう対応するのか注目されます。

これから日本国の慶祝事が続く中、国の内外ではイザコザが絶えません。
皆さん、オレがオレがの我(が)を捨てて、おかげおかげの下(げ)で生きてみませんか。

ドナルド・キーンさん死亡、96歳。  法華坊主 joe

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天皇誕生日がない年。

2019年 02月23日 - 日常

皇太子さまは、今日59歳の誕生日をお迎えになられました。
即位前、最後となる記者会見で「人々と共に喜び、悲しみながら、象徴としての務めを果たしてまいりたい」と、即位への決意を語られました。
4月30日でご退位される天皇陛下の誕生日は12月23日、5月1日新天皇にご即位される皇太子さまの誕生日が今日ですから、今年は「天皇誕生日がない」という、極めて稀な年になります。

今後12月23日を、新たな祝日とするかについて政府は「幅広い議論が必要」と慎重な姿勢だが、昭和天皇の誕生日の4月29日は昭和天皇ご逝去後「みどりの日」となり、その後「昭和の日」と名前を変えて祝日となっており、明治天皇の誕生日の11月3日も「文化の日」と重なっているため、「明治の日」への改称を主張する保守派の動きがあるようです。
このため、30年間定着してきたことと現天皇陛下への素朴な思い入れからか、SNSなどでは「平成の時代に想いを馳せる平成の日にして」という声も見受けられます。

実際、今年印刷された2019年のカレンダーの中には、12月23日を祝日扱いではないものの、あえて「平成の天皇誕生日」と表示しているものもあるようです。


埋め立ての賛否問う沖縄県民投票、明日投開票。  法華坊主 joe

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永田生慈氏のコレクション。

2019年 02月21日 - 日常

昨日は映画の話をしましたが、今日は美術展の話をしましょう。
先日上京の折に「新・北斎展」(~3/24、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー)を観てきました。

葛飾北斎は、江戸時代の浮世絵師。
グレート・ウェーブとして世界的に知られる「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」などの風景画を収めた代表作「冨嶽三十六景」や『北斎漫画』は、今なお世界的に高い評価を得ています。
北斎の約70年におよぶ絵師人生を、勝川派の絵師として活動した「春朗」に始まり「宗理」「葛飾北斎」「戴斗」「為一」そして自由な発想と表現による肉筆画に専念した「画狂老人卍」まで、その壮大な画業を通覧し6期に分けて紹介しています。
多くの作品の中で、圧倒的な存在感を放っているのが《弘法大師修法図》。
戦後行方がわからなくなっていた作品で、1983年に永田生慈(ながたせいじ)氏の考究により、西新井大師の物置で見つかったとのこと。
北斎の肉筆画としては最大級のもので、現代でいう「後期高齢者」の時期に、衰えるどころかこのド迫力と緊張感に、驚愕いたしました。

北斎を語るとき、2018年2月6日に他界した北斎研究の第一人者、永田生慈氏の功績を忘れてはいけません。
この展覧会では、約480件の作品が展示されますが、そのうち件数では7割、点数では9割が永田コレクションの作品なのだそうです。
永田氏は約半世紀をかけて、北斎やその門人の作品を蒐集し、2,000件を超えるコレクションを形成しました。
永田氏の遺志により、コレクションは一括して、故郷・島根県に寄贈されるそうで、「新・北斎展」閉幕後は、島根県立美術館のみで公開されることとなるようです。
東京で永田コレクションを観ることができるのはこれが最後、貴重な機会をいただきました。

統計不正は厚労省の忖度、それでもひとごとの安倍内閣。  法華坊主 joe

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目標、映画鑑賞50本。

2019年 02月20日 - 日常


世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」がいよいよ日本時間2/25(月)午前8:30より開催されます。
そこで今日は、候補作品ではありませんが最近観た映画のお話をしましょう。

インドの新鋭シュバシシュ・ブティアニ監督が弱冠27歳で手がけ、ベネチア国際映画祭などで賞賛されたヒューマンドラマで、雄大なガンジス河を背景に、誰にでもいつか訪れる「死」というテーマを、ユーモアと人情味を交えて描いた作品「ガンジスに還る」です。
ガンジス河畔のバラナシは、死して解脱することを待つ人々が集う待機場所。
バラナシに漂うインドならではのスピリチュアルな空気が、なぜだかこの物語に奇妙な至福と少しのユーモアをもたらしており、死ぬことは悲しいけれど、残された時間を過ごす少しの知恵さえあれば、もしかして不幸ではないかも知れないと思わせてくれます。
そして同時に、人の命のはかなさが胸に迫って苦しいのだけれど、親子の葛藤と和解、別離と旅立ちなど、残る余韻の普遍性がしばらく後を引く秀作でした。

それからもう一つ「未来を乗り換えた男」。
現代のフランス。ファシズムの風が吹き荒れたナチスによる史実と現代の難民問題を重ね合わせ、祖国を追われた人々が希望を求めてさまよう姿をサスペンスフルに描いたドラマ。
主人公は、つまり何がしたかったのか?、ラストの事故の意味は?
個人的には、現代とファシズムを組み合わせた設定が最後までうまく消化できず、難しい映画でした。

大坂なおみ、初戦敗退。  法華坊主 joe

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感じ始める春の気配。

2019年 02月19日 - 日常

国立天文台によると、19日から20日に日付が変わった0時54分に地球との距離「地心距離」が約35万7千㎞に近づき、今年で最も大きな満月となるようです。
しかし今夜は雨模様で、ザンネンですが、平成最後のスーパームーンを観察することは難しそうです。

今日は、24節気のひとつ「雨水(うすい)」です。
それまでの時期は雪が降っていたところから、雪ではなく雨に変わり、降り積もった雪も解け始めて水に変わっていったり、草木が芽を出し始めるなどの意味があります。
また、農耕の準備を始める気候になってきたという目安にもされていました。
雪解けが始まったことで地面が潤い、春一番も吹き、春の気配を感じ始めます。

3月が近づくとお雛様を飾り始めます。
お雛様を飾るのは、「雨水」の日がいいと聞きますが、どんな理由があるのでしょうか?
雨水にお雛様を飾ると、良縁に恵まれるといわれています。
それは、雨水というのは、雪から雨に変わってきて、積もっていた雪も解けてきて水になるという時期です。
水は生命の源であり、生命の源は母、ということから、女の子が良縁に恵まれ、母となり子宝に恵まれるようにという願いが込められていたんですね。
雛飾り、まだの方、急いでくださいよ。

堀ちえみ、ステージ4の口腔がん公表。  法華坊主 joe

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昭和の名監督名また1人逝く。

2019年 02月18日 - 日常

立正院の正月行事は、本日(旧暦正月14日)の「六三除け星祭り」をもって修めることが出来ました。
除夜報恩法要・新年国祷会・年頭合同祈願・・・お参りいただきました檀信徒の皆様に御礼申し上げます。


昭和を代表する監督の1人として、数々の作品を世の中に送り出してきた佐藤純彌さんが、静かに世を去っていました。

「男たちの大和/YAMATO」「新幹線大爆破」などで知られる邦画を代表する映画監督でした。
佐藤監督は東映入社6年目の1962年「陸軍残虐物語」で監督デビューし、ブルーリボン賞新人賞を受賞、若いころから注目されていました。
その後しばらくは、やくざ映画を中心に撮っていましたが、フリーに転じた73年以降、ジャンルに捕らわれない作品を生み出し、一気に才能が開花しました。
中でも、伝説的な作品が高倉健さん主演で75年に公開された「新幹線大爆破」。
角川映画で77年「人間の証明」、78年「野性の証明」などの話題作を手掛け、82年「未完の対局」はモントリオール世界映画祭でグランプリを獲得、88年「敦煌」で日本アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞を受賞しました。
遺作は2010年「桜田門外ノ変」でした。
映画好きには残念な訃報です。

トランプ大統領を平和賞に推薦、安倍総理は否定せず。  法華坊主 joe

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前向きで天真爛漫な印象。

2019年 02月17日 - 日常

境内の傍を流れる河川の土手に「ネコヤナギ」が咲き始めました。
湿り気があり、水はけと日当たりの良い場所に自生する落葉性の樹木で、愛らしい形の花穂と春を告げる花のひとつとしてもなじみ深い樹木です。
花穂を猫のシッポに見立てて、「ネコヤナギ」の名前があります。
早春に咲く白くふわふわした綿毛が特徴的で、その滑らかな質感と美しさから生け花などにも使用されていますよね。

調べてみましたら、ネコヤナギの花言葉は、自由、思いのまま、率直、開放的、自由な心、気ままなど、どれも前向きで天真爛漫な印象の花言葉です。
木全体で見れば、柳の仲間なだけあってちょっと暗く寂しく感じますが、確かに花穂はほんわかしてしなやかで明るい印象があります。
名前がネコヤナギなだけあって、猫のような自由奔放なイメージの言葉が花言葉になっていますね。

堺屋太一さん葬儀で、橋下徹元大阪府知事号泣。  法華坊主 joe

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幸福を祈り、災いを除くお祭り

2019年 02月16日 - 日常

今日は旧暦でいうと1月12日です。
当地では「旧暦正月十四日は、全ての望み・願いを叶えてくれる最良の日だ」と、先人から聞きおよんでいます。
かつてこの日(今は建国記念の日)に福島市内の信夫山でも、日本一のわらじを奉納する祭事「信夫三山暁参り」が行われていました。
立正院でもこの日に「六三除け星祭」の御祈祷会を修行して、檀信徒各家ご家族皆々様の無病息災・身体健全・交通安全・心願成就等を祈り、併せて本年厄年に当たっておられる方の開運招福・除厄得幸のご祈願を奉修しています。
参詣される方の日程を配慮し、今年は当日のみではなく、今日明日の土曜日曜にも祈願会を執り行い、家内安全・健康増進・年中安泰・開運招福および各種のご祈願をお勤めいたしました。

最新の医薬を用いても少しも効果がないという病気は、古来より「六三(ろくさん)」にかかっていると言われ、これは星廻りのお障りで、人間の体の九ヶ所の部位(①頭、②右肩、③左肩、④腹、⑤右脇腹、⑥左脇腹、⑦股、⑧右足、⑨左足)のいずれかに難病となって現われます。
これを除けるのが「六三除け」です。
また私たちは、生年月日によって九つの星(①一白水星、②二黒土星、③三碧木星、④四緑木星、⑤五黄土星、⑥六白金星、⑦七赤金星、⑧八白土星、⑨九紫火星)に配置されます。
これら、その年の配置によって吉方・凶方があり、方除けを行うことによって一年を安心して過ごすことができるのです。

星祭とは、一年ごとに巡ってくる運命を左右する星を供養し、個人の一年間の幸福を祈り、災いを除くお祭りです。
仏教本来の教えではないのですが、仏教が各地に広まる際に、道教や陰陽五行説などの影響を受けつつ、まず迷い多き衆生を救い、仏の教えに導くための方便として釈尊滅後に独自に成立、発展したものです。、
現在、日蓮系の寺院に限らず、多くの宗派が行っています。
立正院では、明日(17日)・明後日(18日)も、9時・11時・13時・15時に祈願会を奉修いたしますのでお参りください。

村本大輔「最低な一言」浪江町なくなる発言で謝罪。  法華坊主 joe

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