日常

飲みかけのペットボトル

2018年 06月16日 - 日常

今日(15日)は、雨。
窓ガラスを流れる雨が、心の中までつたって落ちる🎶

たまに降る雨はいいものですが、これが何日も続くとなると憂鬱な気分になってしまいます。
外出すれば濡れますし、ジメジメした湿気も嫌なものでしょう。
また梅雨時は、カビの季節、食中毒の季節でもあります。
カビや中毒に対して身近にできる予防方法は「食品の衛生管理」といわれています。
このうち、日にちが経過してしまった食品や異臭のする食品は食べないなど、基本的なことであれば守っている方がほとんどだと思います。
そこで、ついつい見落としがちなのが「ペットボトルの飲み物」なのだそうです。
ペットボトルから直接、飲み物を飲んでいるという方は多くいますよね。
さらには「職場のデスクに飲みかけのペットボトルがたくさんたまっている」なんていう方、周りにいたりしませんか?
実は、このペットボトルの飲み口から雑菌が入ってしまい、食中毒の原因になることもあるのだとか。
そのため、飲みかけのペットボトルについては、早めに飲んでしまうか、一度コップに移してから飲むようにした方が衛生的でよいでしょう。
手軽さが災いを招くこともあるのです。

衆院「カジノ法案」採決強行。  法華坊主 joe

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子どもは親を選べない。

2018年 06月14日 - 日常

今朝(14日)の地方紙『福島民報』の〈あぶくま抄〉(※朝日新聞でいう天声人語)に、次のような文が載っていました。
共感しましたので、原文を転載して紹介いたします。

是枝裕和監督の「万引き家族」が県内でも封切られた。
カンヌ国際映画祭で、日本作品として二十一年ぶりの最高賞「パルムドール」を受賞した。
話題作とあってか、郡山市の映画館には初日から行列ができた。
🔻 一人身の老人宅で暮らす家族を描く。
家族といっても全員、血はつながっていない。
ある冬の日、親に虐待されて外で震えていた五歳の少女を、ふびんに思った同居人が連れて帰る。
体には暴力を受けてできたあざが複数あった。
少女は結局、この家族と一緒に暮らす道を選ぶ。
よほど親が怖く、愛情に飢えていたのだろう。
🔻 虐待で女の子の命が奪われた。
東京都目黒区で起きた保護責任者遺棄致死容疑事件は、十分な食事を与えられず、病院へも連れて行ってもらえなかった。
「ゆるしてください おねがいします」。
親に向けてつづった謝罪の文章を見ると、胸が締め付けられる。
映画よりも残酷すぎる。
🔻 子どもは親を選べない。もしできるとすれば、虐待する人と、愛情を注いでくれる人のどちらかに向かうだろうか。
映画で少女をかわいがっていた家族の一人がつぶやく。
「産んだらみんな母親になるの?」。
親子のありようを問いかけている。

サッカーW杯ロシア大会開幕。  法華坊主 joe

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黄金色の畑に爽やかな 風

2018年 06月14日 - 日常

「麦秋」
何と読みますか?
刈り入れの近づいた麦の穂が黄金色に輝いて見える時期を「麦秋(ばくしゅう)」といいます。
〈秋〉という漢字が入っていますが、麦秋がしめす季節は、初夏の時期、まさに今ごろです。
この場合の「秋」は季節を表すものではなく、稲の秋にならったもので収穫の時を意味します。
麦秋の時期は、東北地方以外の西日本では5月下旬で、北海道では7月に入ってからとなります。
麦秋と呼ばれる初夏は、麦にとっての収穫の「秋」であるというわけですね。
この頃に吹く風を「麦の秋風」と呼びます。
立正院の裏手にある畑地にもわずかな面積ですが、刈り取りを待つ麦の穂が黄金色に輝いています。

小津安二郎監督、原節子主演により1951年公開された「麦秋」という映画がありました。
公開後、キネマ旬報ベストテン第1位など数々の賞を受けた作品です。
当時、原と小津との結婚説が芸能ニュースを賑わせたと、大人になってから読んだ雑誌に書かれていたこと思い出しました。

麦は泣き、麦は咲き、明日へ育っていく🎶  法華坊主 joe

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明らみて 一方暗し 梅雨の空

2018年 06月12日 - 日常

暦の上でいう今年の「入梅(にゅうばい)」は、昨日(11日)でした。

梅雨に入ることを「入梅」といいますが、農作業をする上で雨期を知ることはとても重要なことなので、江戸時代に暦の上での「入梅」が設けられ、雑節のひとつとなりました。
昔は芒種の後の最初の壬(みずのえ)の日とされていましたが、現在は太陽黄径80度の日とされています。
梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示しますが、気象庁の発表する実際の「梅雨入り」とは異なります。
南北に細長い日本は、北と南では気候も大きく違い、梅雨入りも梅雨明けも、ほぼ南の方から順にやっています。
梅雨の期間は約1ヶ月半から2ヶ月くらいで、年によって変動します。
「入梅」に対し、梅雨明けすることを「出梅」といいます。

初の米朝首脳会談、歴史的握手12秒。  法華坊主 joe

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それぞれが抱える秘密と切なる願い

2018年 06月12日 - 日常

今日(11日)は一日中梅雨空でした。
それも冷たい雨でしたが、農家の皆さんにとっては「恵みの雨」となったことでしょう。
そんなわけで法華坊主も、久しぶりにシネマのスクリーンに向かって、恵みの映画を観てきました。

『第71回カンヌ国際映画祭』にて日本映画としては21年ぶりに最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』(是枝裕和監督)。
東京の下町を舞台に、祖母の年金と万引きで生計を立てる貧しい一家を主役にした物語です。
社会という海の底を這うような家族ですが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしている光景が、仄仄とした雰囲気を醸し出しています。
子役(城桧吏)は、『誰も知らない』に主演した柳楽優弥に似ていて、是枝監督はこういうのが好みなのかな。
安藤サクラの演技が圧巻で、取り調べ中の表情がサイコーに良かった。
松岡茉優のナイスバディにビックリ、リリーの裸体にウンザリ。
希林さんはいつも作中で死んじゃうね。
老若問わず、脇役がまたたまらない。
ネタバラしませんが、これが法華坊主の観後感です。
皆さんもぜひ観てみて下さい、何ならお伴しますよ。

冷たい雨にうたれて街をさまよったの🎶  法華坊主 joe

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Time is money ‼

2018年 06月10日 - 日常

今日(6月10日)、仙台管区気象台は「東北南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
東北南部の梅雨入りは、平年より2日、去年に比べ20日、早くなっているそうです。
今日は気温が上がらず寒い一日(最高気温17℃)でしたので、今夜は冷酒ではなく熱燗が似合いそう。
でも ♫コップ一杯の酒で酔ってはなりません(^^♪  ね。


また今日は「時の記念日」です。
「時は金なり」とよくいわれますが、時間は誰にでも平等に与えられた唯一のものです。
有効に使うか、無駄に使うかはその人次第ですが、二度と取り戻せない大切なものです。
「時の記念日」は、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけたのが趣旨で、1920(大正9)年に制定されました。
世界中の人から「日本人ほど時間に正確な国民はいない」といわれ、多くの人々が時間を守ることを最低限のマナーとして認識しています。
この時代の日本人が時間にルーズだったとは思えませんが、時間を効率的に使って産業の発展と欧米並みの近代化を図ろうという目的があったのかもしれません。
「日本書記」に「天智天皇が漏刻(ろうこく)を置いて初めて時を打った」という記述があります。
漏刻とは水の流れ方が一定であることを利用した水時計のことで、これが日本で時計が鐘を鳴らして時を知らせた初めての記録とされています。
西暦では671年6月10日のことで、これにちなみ6月10日が時の記念日となったそうです。
時間を有効に使い、時間を厳守する生活を心がけたいものです。

天皇皇后両陛下、最後の全国植樹祭(福島・南相馬)ご臨席。  法華坊主 joe 

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どんな時でも落ち着いて冷静に!

2018年 06月9日 - 日常

八百屋やスーパーに「梅」が出回りだしました。
梅干しを作ってみたいけど難しそう、と躊躇している人も多いでしょう。
そこで、
「梅干しを漬けてカビさせると不吉なことが起こる」
「梅干しに異変が起きると身内に不幸が起こる」
「不幸の年に漬けた梅干しはカビが生える」
「不幸があった年は梅干しは漬けない」とか言ったこと聞いたことありませんか。
そんなことは一切ありません。
不吉・不幸と梅干しは何ら関係がないのです。
昔から「梅干しはその日の難逃れ」と言われるとおり、健康面で果たす役割はとても大きなもので、今の時代のように医学が発達していなかった江戸時代の人々には、本当に大切な常備薬でした。
それだけにカビを生やさないように、腐らせないようにと丁寧に慎重に作り、気が抜けない作業であったと思われます。
不幸の時には心が不安定になり、気持ちが落ち着かなかったり、他の事に忙しくて、梅干しに手間をかける暇もなく腐らすことが多かったのかも知れません。
どんな時でも落ち着いて冷静に事を為すという戒めで捉えたらどうでしょう。

くもり空です、くもり顔です。  法華坊主 joe

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梅の熟す時期の雨

2018年 06月8日 - 日常

既に関東地方までは「梅雨入りした模様」と発表されていますが、東北はこれからで週末にも発表されることでしょう。
梅雨は「梅」の「雨」と書いて『つゆ』または『ばいう』といいます。
中国では6月の長雨のことを「梅雨」と書いて『meiyu(メイユー)』と読みます。
実は中国でも梅雨という言葉が使われるようになった経緯がはっきりしていないため、現代でもあいまいなままとなり様々な説があるのです。
そのひとつとして黴(かび)の生えやすい時期の雨という意味で「黴雨(ばいう)」と呼ばれていて、それでは語感が良くないため季節に合った同じ音の「梅(ばい)」の字を使って梅雨と呼ぶようになったという説があります。
日本では、『日本歳時記』に「此の月淫雨ふるこれを梅雨と名づく」という一文があり、梅の熟す時期の雨という意味です。
日本歳時記は貝原益軒(かいばら えきけん)によって1688年に刊行されたことから、日本では江戸時代から「梅雨」と呼ばれるようになったと言えるでしょう。

♫ ひとつひとつ消えてゆく雨の中
 見つめるたびに悲しくなる
 雨は冷たいけど濡れていたいの
 思い出も涙も流すから   ♬

中日松坂、古巣SBから恩返しの白星。 joe

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様々なことが始まる時期

2018年 06月6日 - 日常

今日は、24節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」です。
芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節ということから、芒種と言われています。
芒とは、米や麦などイネ科の植物で、花の外側についている針のような突起のことで、禾とも書きます。
また、梅の実が青から黄色に変わり、百舌が鳴き始めます。
かまきりや蛍が現れ始める頃でもあります。
次第に梅雨めいて、五月雨(さみだれ)の季節に入ります。
五月雨とは、陰暦の5月頃に降り続く雨、いわゆる梅雨(つゆ)のことです。

稲作活動が本格的に始まったり、虫たちが地上に姿を現し始めたり、芸事の初稽古が行われたり、芒種は稲作活動が本格的に始まったり、虫たちが地上に姿を現し始めたり、芸事の初稽古が行われたり、芒種は様々なことが始まる時期といえます。
1年も半分が経過しようとしていますので「あ、今年もやりたいことできなかった・・・」と後悔しないためにも、ぜひこの時期に何か始めてみてはいかがでしょうか。

有働さん「ZERO」キャスター就任、ヤダ‼  法華坊主 joe

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季節ごとの衣類

2018年 06月6日 - 日常

四季があり、季節によって天気や気温が変化する日本では、季節ごとに衣類や持ち物を替えて来ました。
特に夏冬の季節の変わり目に衣類を改めることを「衣替え」といいます。
制服などについては、一般に6月1日と10月1日が「衣替え」の日となっています。
これには、古来からの風習や衣類の歴史が大きく関わっています。
中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣です。
日本へは、平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着しました。
当初は、貴族社会だけの習慣で、年に2回、夏装束と冬装束に替えるだけでしたが、江戸時代の武家社会では年に4回になり、期間も着るものもそれぞれ定められていました。
明治維新で新暦が採用されると、夏服は6月1日~9月30日、冬服が10月1日~5月31日となりました。
学校や官公庁、制服のある会社などは、現在もこの日をめどに衣替えを行っています。

近年は5月ともなれば真夏のような暑さの日もあります。
環境省の呼びかけでクールビズが推奨され、2018年度は5月1日から9月30日までがその実施期間になっています。

近畿、東海、 関東甲信地方の梅雨入りを発表。  法華坊主 joe

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