家族の幸福を願う「おせち」

2019年 01月4日 - 日常

お正月も三が日が過ぎ、官公庁などは今日から仕事始め。「おせち」でちょっとふっくらになられた方もおられるのでは?

さてそこで、そもそもなぜ「おせち」というのでしょう?
「おせち」は御節料理のことですが、これは、季節の変わり目(=節)の大切な日(=節日)をお祝いする行事(=節供、節句、節会)のために、神様にお供えする料理(=節供料理)という意の「御節供(おせちく)」を略したものです。
神様にお供えしたものを分かちあうことで結びつきを深め、供に祝い、その恩恵にあずかるという意味があります。
本来はお正月だけのものではありませんでしたが、年に何度もある節日の中で正月が最も重要だったため、おせちといえば正月料理をさすようになりました。

おせちのルーツは平安時代の宮中行事で、元日や五節供(五節句のこと)などの節日に節供料理をふるまう習わしがありました。
当時の庶民には縁遠いものでしたが、江戸時代に一般大衆に広がり、やがて1番目の節日であり最も重要な正月の料理を意味するようになりました。

お正月のおせち料理には、たくさんのいわれやしきたりがあります。そのどれもが家族の幸福を願うものばかり! その知恵と愛情を詰め込んで、おせちを美味しくいただきましょう。
お正月の祝い膳は「お屠蘇(おとそ)」「祝い肴」「おせち」「お雑煮」の順にいただくの、ご存知でした。

紅白、歌手別最高視聴率はサザン45.3.%。  法華坊主 joe

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