錯視と作詞。

2019年 07月23日 - 日常

今日は24節気のひとつ「大暑(たいしょ)」です。
夏の暑さが本格的になるという意味ですが、子どもたちは夏休みに入ってわくわくする季節で、農家にとっては田の草取りや害虫駆除など暑い中での農作業が続く大変な時期です。
また、土用の丑の日が近く、夏バテ防止にうなぎを食べたりする頃です。
大暑って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前で、最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークはもう少し後になります。

昨日に続いて、大学訪問の話題をブログします。
昨日、東京・御茶ノ水の明治大学博物館で開催(~9/8)されている「見えているのに見えていない!立体錯視の最前線」を観てきました。
錯視(さくし)とは、視覚における錯覚で、形・大きさ・長さ・色・方向などが、ある条件や要因のために実際とは違ったものとして知覚されることです。
丸い立体を鏡に映すと四角に変わったり、滑り台の傾斜が逆に見えたりと、目を疑ってしまう不思議な約60点の作品が展示されていました。
さらに錯視研究が始まった意外なきっかけや、錯視が起こる仕組みも紹介されるため、知的好奇心がくすぐられてしまいました。

同じ明治大学構内にある「阿久悠記念館」も観てきました。
昭和歌謡史に多数の名曲を残した偉大な作詞家・阿久悠は、明治大学の出身です。
同館では音楽に、文学に、野球に、そしてお茶の水に情熱を注いだ彼の魅力を肌で感じることができます。
5000曲以上ともいわれる彼の作品の中から代表曲500曲余りのタイトルが年代順に掲載されていて、1曲1曲を思い起こしながら「この頃、自分はどうしていたか」と感慨にひたることができました。
直筆の原稿や彼の書斎の復元も展示されているので、生き生きとした彼の世界に触れてみてはいかがですか。
いずれも入館無料です。

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