今年こそ出状してみませんか。
2020年 08月3日 - 日常
「暑中見舞い」「残暑見舞い」は、季節の挨拶状のひとつです。
年始のご挨拶が「年賀状」、冬が「寒中見舞い」や「余寒見舞い」、夏が「暑中見舞い」や「残暑見舞い」です。
「暑中見舞い」や「残暑見舞い」は出す人が少ないだけに相手の目にも留まりやすく、魅力的なコミュニケーションツールといえますが、なんとなくハードルが高いのは堅苦しく考え過ぎているからかもしれません。
「暑中見舞い」は、お盆の贈答習慣に由来します。
かつてはお盆に里帰りする際に、祖霊へのお供えものを持参する風習がありました。
それがお世話になった方への贈答習慣になっていき、やがて簡略化され、手紙で済ませるようになったのが現在の「暑中見舞い」です。
お盆の贈答習慣は、お中元へと受け継がれていきましたから、お中元の時期を過ぎると、「暑中見舞い」として贈るわけです。
「暑中見舞い」を出す時期は、小暑~立秋前まで、あるいは夏の土用とされています。
でも梅雨の最中では的外れとなってしまうため、「暑中見舞い」は梅雨明け後から立秋までに出すとよいでしょう。
立秋を過ぎたら「残暑見舞い」にして、処暑までを目安に、遅くとも8月末までには届くようにします。
「暑中見舞い」は、出さなきゃいけないものではありませんから、出したいなと思う相手に出すものであるはずです。
それは、ご無沙汰している友人だったり、お世話になった方だったり、最近気になる方だったり・・・。
出したい気持ちを大切にすれば文例集に頼ることなく自分の言葉で書け、その様子が相手にも伝わります。
まだ間に合いますから、今年こそ出状してみませんか。
内閣支持率、35.4%で最低を記録。 法華坊主 joe
皮肉込めていうなら、この国は「内閣が存在しない無政府主義」である。
すべて国民に丸投げで、何もしない政府。