本州最東端の街 宮古紀行
2013年 12月15日 - 日常
昨日(14日)より、本州最東端の街・岩手県宮古市に行ってきました。
東北新幹線を盛岡で降りバスに乗り換え、最初に訪れたのは浄土ヶ浜。
三陸復興国立公園の中心となる浄土ヶ浜は、宮古を代表する景勝地です。
平成24年1月には国の名勝に指定されています。
鋭くとがった白色流紋岩の白い岬は、紺碧の海、緑のアカマツのコントラストでさらに際立ち、四季折々さまざまな表情を見せてくれるそうです。
宮古山常安寺7世の霊鏡竜湖和尚(1727没)が、人里離れたこの地を訪れ、その美しさに驚嘆、あたかも極楽浄土が再現されたかのようだと七言絶句を詠み、これが浄土ヶ浜の名の起こりとも言われています。
今回の目的は、東日本大震災による三陸復興の祈念イベントとして行われた「日本一大熊手奉納祭」に参加することです。
先月のBLOGでも紹介したように、東京浅草「長国寺」の酉の市で奉安された大熊手が宮古市に奉納されました。
一昨年は、宮古駅前のキャトル、昨年は宮古市魚市場、そして3回目の今年は宮古市魚菜市場が会場です。
魚菜市場は、魚市場に水揚げされたばかりの新鮮な魚介類と、地元の農家で生産された健康野菜が並んでおり、宮古の台所です。
施設内には多数の専門店が軒を並べており、威勢のいい掛け声が響いていました。
まだまだ復興途上ではありますが、昨年よりも元気にあふれたイベントでした。
ありがとうございました。 法華坊主 joe