故人への供養を怠ることなく
2014年 06月29日 - 日常
今朝早くから大粒の雨が地面を叩きつけ、上京するのに身形の足元や交通手段を案じていました。
テレビを見ると、東北本線在来線は大雨の影響で大幅な遅れが生じていると報じています。
今日は東京のお檀家さんのご法要があって、10時には目的地に到着したいと予定していましたので心配しましたが、福島駅に着くと新幹線は通常通り運転していてホッといたしました。
「戒名(法華宗では法号とも言います)って何?」
戒名とは、仏法を信仰した者が「戒」を授かり命名された名前のことです。
法華宗の戒名には、一字一字に故人への思いが込められています。
日蓮大聖人のお弟子となり、迷うことなく仏さまの世界へ行って欲しい。先に旅立った最愛の家族、同胞との再会をして欲しい。
戒名にはこのような宗教的意義があるのです。
遺された者たちはこの意をよくわきまえ、故人への供養を怠ることなく日々精進することが大切です。
午後になりましたら、青空が広がり太陽が眩しくすっかり夏の装いでした。
長い柄の傘を持って、爪皮の付いた雪駄で歩くのが恥ずかしいくらい良いお天気になりました。
でも夕刻に福島に着いた時はまた雨降りで、ワンタッチ傘を広げて車に乗り込み、一日の法務をお勤めしてきました。
ありがとうございました。 法華坊主 joe