男性の悲哀を自虐的に

2016年 05月24日 - 日常

第一生命保険は昨日(23日)、サラリーマン川柳コンクールで全国投票により選ばれた上位10作品を発表しました。
「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」。
自在に飛行できる小型無人機「ドローン」と、急にいなくなる「どろん」をもじり、熟年離婚への懸念や、仲間と旅行に出かけていく妻のつれない態度を嘆いた句が1位となりました。
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私個人的には、5位に入った「福沢を 崩した途端 去る野口」が、親近感と悲哀を人名の二文字が見事に引き当てていて、好きですね。
また7位の「決めるのは いつも現場に いない人」も、いつの時代も同じだと身につまされてシュンとなります。
今回の全国傑作100選は、例年通り流行語を使用した作品の強さもさることながら、「これぞサラリーマン川柳」というべき「家庭内でぞんざいな扱いを受ける男性の悲哀」を自虐的に詠んだ作品が上位に集まったそうです。
老若男女が共感できる普遍的な内容なのでしょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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