妖しい花・曼珠沙華

2017年 09月21日 - 日常

法華坊主が好きな曲のひとつに,山口百恵が歌った「曼珠沙華」があります。
何か、怖さを感じる歌詞です。
特にサビが凄くてメロディも迫力があります。
これは、山口百恵しか歌えない曲ではないのでしょうか。
♪マンジュ シャカ 恋する女は マンジュ シャカ 罪作り 白い花さえ 真紅(まっか)に染める♪
♪マンジュ シャカ 恋する女は マンジュ シャカ 罪作り 命すべてをもやし尽くすの♪
街なかに咲いている曼珠紗華(彼岸花)を見るたびに、頭に流れるのはこのフレーズです。
この時季になると法華坊主は、しらずしらずのうちに山口百恵に侵食されているのです。

曼珠沙華は、インドの仏教伝説に現れる天界の花です。
曼殊沙華はサンスクリット語のマンジューシャカmajaka、
パーリ語のマンジューサmajsaka/majussakeの音写です。
神々が下界へ意のままに雨のように降らせることから如意花(にょいか)ともよばれ、その純白の花を見る者は黒い悪業(あくごう)を離れるといいます。
「子供の頃、彼岸花を見ると足がすくむほど怖かった」「何だか不気味」という人もいれば、「あの妖艶さが好き」「この花を見ると癒される」という人もいます。
彼岸花(曼珠沙華)は、妖しい花なのです。

「さわり」本来の意味、半数間違う。  法華坊主 joe

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