春に咲く牡丹にちなんで「牡丹餅」

2018年 03月21日 - 日常

関東地方で21日午前、雪の積もっている所があります。
箱根では20日夜に降り出した雨が雪に変わって積もり始め、21日朝は道路が真っ白に染まり「春分の日」とは思えない雪景色になった、と報道されています。
低気圧の接近とともに寒気が南下しているため、甲信地方や関東地方の山沿いを中心に大雪になりそうです。
まさに今日は「春分の日」。
祝日法によると、春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』です。
春分とは、太陽がちょうど黄径0度(春分点)に到達した瞬間のこと。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
この日から夏至まで昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしています。

お彼岸のお供えものの定番といえば、「ぼたもち」や「おはぎ」です。
どちらも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、春は春に咲く牡丹にちなんで「牡丹餅」といい、秋は秋に咲く萩にちなんで「御萩」というようになりました。
また、小豆は秋に収穫されるので、春はかたくなった皮を取ったこしあん、秋は皮ごと使った粒あんを使っていました。
そのため、本来「牡丹餅」はこしあん、「御萩」は粒あんを使って作るんだそうです。
皆さん知ってましたか?

冬に逆戻り、サクラも足踏み。  法華坊主 joe

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