未来への道標

2018年 05月18日 - 日常

福島市の最高気温は、
16日-32.9℃
17日-27.6℃
18日-22.5℃
今日は、低気圧や前線が近づいて、重たい雲の中から冷たい雨が降り続いています。
体調管理に注意が必要ですね。

一昨日より、今月の被災地「供養と祈願」のお参りをしてきました。
今月は諸用で参加有志も少なかったのですが、その分オプションが充実していて意義ある会合でした。
そのひとつは、仙台市の隣にある多賀城市の東北歴史博物館で開催されている「東大寺と東北」展を拝観する機会を得ました。
この企画は、東日本大震災復興祈念特別展で、「復興を支ええた人々の祈り」と副題がついています。
奈良時代に創建された東大寺は、その長い歴史において二度にわたる災禍で大仏(廬舎那大仏)や伽藍の焼失と復興を繰り返しています。
源平の争乱の際、平重衡の南部焼き討ちによって大仏殿はもとより、堂塔伽藍の大半が焼失しましたが、鎌倉時代に重源上人が中心となって復興を成し遂げました。
しかし、戦国時代には奈良も争乱の舞台となり、再び中心伽藍のほとんどが焼失し、大仏は100年以上も雨ざらしのままとなりましたが、江戸時代に公慶上人が全国を勧進し、多くの人々の力を得ながら再興が実現しました。
その復興は新たな文化や歴史をも創造し、人々に勇気と希望を与えてきました。
東大寺再興の歴史が、震災からの一日も早い復興を願う東北の人々にとって「未来への道標」となることを願って開催されています。

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