衣食足りて、礼節を知る。

2018年 05月26日 - 日常

「今の子供は幸せですよね。何でも豊富で」よくこんな言葉を耳にします。
たしかに物の無かった時代に育った人にとっては、物が有り余るほどある時代は幸せと感じるでしょう。
しかし、生まれた時から物に囲まれ、物のない時代を知らず、新製品の情報を見聞きしている現代の若者にとって、物が有ることがどこまで幸せなのでしょうか。
物があるということと、足りるということは根本的に違います。
満足して初めて幸せは感じられるのですが、物欲は無限に広がります。お経文に「少欲知足」と云う言葉があります。
つまり欲を抑えれば物は少なくても満足でき、幸せになれるということです。
地球には全ての人間を生かすだけの物は充分にありますが、人間の欲を満たすだけの量はありません。
良い暮らしができ、良い物を身につけ、良い物をたくさん食べられることよりももっと素晴らしい幸せがあることを見つけて下さい。

明日は、立正院境内で「手づくり寺 vol3」が開かれます。
その準備で今日は一日、境内周辺を動き回っていました。

南北の首脳が板門店で2度目の会談。  法華坊主 joe

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