容姿だけでなく、立ち居振舞いも。

2018年 06月5日 - 日常

いま、境内にはシャクヤクが咲いています。

美しい女性を花に例えて表現することがあります。
中でも有名なのは、「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」という言葉です。
芍薬は、すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせます。
フランスでは、しなやかでさわやかな香りのするワインを「芍薬のような香り」というそうです。
牡丹も芍薬も同じボタン科なので、花自体はよく似ていますが、芍薬は花で牡丹は木です。
中国では花の王と呼ばれ、華やかさの象徴とされています。
百合は、しなやかな茎の先にややうつむき加減に花が咲くので、風を受けて揺れる様子を女性が優美に歩く姿に例えています。
その甘い香りは香水としても人気があります。
この3つの花はリレーするかのように順番に咲いていきます。
牡丹は4月末から5月の初め、芍薬が5月中旬から6月末、そして百合が6月から8月。
それは座っていた美人が、すっと立ち上がり、歩き出すという流れそのものです。
容姿だけでなく、立ち居振舞いも美しい、そんな美人を表しているようです。

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