平成最後の夏を楽しむために。

2018年 07月18日 - 日常

猛暑の連続ですが、時にはエアコンをとめて、自然の風で過ごしてみてはいかがでしょう。
風の入り口と出口をつくり、風が通りやすいようお部屋の中も片付けて、スッキリ夏仕様のお部屋に変身です。
エアコンは体感温度しか変えませんが、すだれやよしずの醸し出すエキゾチックな雰囲気や、ほの暗さによる落ち着いたムードはいい感じ。
和モダンやアジアンテイストにしつらえてみても素敵です。
さらに風鈴を下げれば、涼風の心地良さをより一層感じることができるはず。
涼風を呼ぶ暮らしに、風鈴の音が美しく響くでしょう。

日本では昔から使われてきた葦簾(よしず)や簾(すだれ)。
どちらも直射日光を避けながら風を通すという特徴があります。
違いは、素材と設置方法で、葦簾は葦、簾は細く割った竹を使って作られています。
葦簾は家の外側の窓のある部分に立てかけて使用しますが、簾は窓辺に吊るして使用します。
立てかけて使う葦簾は、窓の高さの2〜3割ほど長いものを選びます。
家の外側に設置するので、部屋の中に熱がこもりづらいというメリットがあります。
葦簾に水をかければ、室内に入ってくる風の温度が2℃ほど下がるのも大きな魅力と言えるでしょう。
簾は、軒先に吊るす外掛け、窓の内側に吊るす内掛けのいずれかの方法で取り付けます。
伝統的な方法は外掛けですが、カーテンレールや突っ張り棒を利用すれば容易に取り付けることができる内掛けが手軽でオススメ。
インテリアに和の落ち着いた雰囲気を取り入れることもでき、見た目にも涼しげです。

岐阜多治見で最高気温40.7℃。  法華坊主 joe

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