日本を代表する夏祭り

2018年 08月2日 - 日常

8月に入り、東北の夏祭りがスタートしました。
「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」の3つをあげて「東北三大祭り」と呼ぶことが多く、これに「山形花笠まつり」を加えて4大祭りとすることもあります。
その中のひとつである「青森ねぶた祭」は、「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」とともに津軽地方の夏の風物詩です。
ねぶたの由来は、7月7日の夜に、穢れを川や海に流す七夕の灯籠流しや灯籠送りが変形したものと考えられています。
七夕行事のひとつに、秋の収穫前に労働の妨げとなる睡魔を追い払うため、人形などの形代に睡魔を委ねて祓え流す「眠り流し」という習慣があり、これがさまざまな祭りになって発展しました。
ねぶたは「眠たい」の方言の「ねぶたい」が訛ったものと考えられています。
「眠り流し」にまつわる風習は全国でもみられましたが、とりわけ東北地方で発展しました。
青森の「ねぶた」や弘前の「ねぷた」の他、秋田の「竿燈まつり」や能代の「ねぶながし」も、「眠り流し」の行事といわれています。
祭りの行われる8月2日~7日は、夕刻になると灯籠に明かりがともされ、毎日20数台もの「ねぶた」が市の中心街を練り歩きます。
各ねぶたにはそれぞれ500~1000人ほどの跳人(ハネト:踊り子)がついて、ねぶたとともに市内を行進します。
跳人が「ラッセラー、ラッセラー」という掛け声とともに、お囃子のリズムに合わせて飛び跳ねて踊るのもねぶた祭の見どころです。
最終日は、「眠り流し」の風習に習って、ねぶたが船に乗って海上を運行します。
夜空には約10000発の花火が上がり、祭りのフィナーレを飾ります。

法華坊主も縁あって、何度もねぶた祭に参加し跳人を演じてきました。
青森ねぶた祭は、お祭り中のお祭りです。

高校野球、聖光学院VS報徳学園。  法華坊主 joe

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