ひと足先に芸術の秋

2018年 09月3日 - 日常

先週金曜日、東京の帰りに途中下車して「ターナー 風景の詩」展に寄ってきました。
ターナー展は、昨年11月から北九州で、本年2月からは京都で、4月からは東京で、それぞれ約ふた月ずつ巡回し、7月7日~9月9日は郡山で開催しています。
会場の郡山市立美術館は、建物の改修工事のため2017年10月から休館していて、今回リニューアルオープンです。

英国を代表する風景画の巨匠・ターナー(1775~1851年)は、ヨーロッパ各地を旅行し、嵐の海景、崇高な山、穏やかな田園風景などをスケッチしてアトリエに持ち帰り、水彩画や油彩画にしました。
自身の作品を普及させるため、版画制作にも力を入れたようです。
写真の普及していない当時、ターナーの版画は、旅行ガイドのような役目も担っていました。

素人の私は、水彩技法の神領域を垣間見て「信じられない、どうなってんの?」とつぶやきながら、ひとつひとつを間近で観てきました。
小作品のためか展示数は多いのですが、半分はエッチングでしたから、細か過ぎてシンドイと思いながらも、閉館までの1時間、それぞれの作品を堪能してきました。
ゆったりとした空間で、たっぷりまるごとターナー、ひと足先に、芸術の秋を満喫です。

大谷・二刀流復活、2失点で2敗目。  法華坊主 joe

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