出張先、ホテルから観月

2018年 09月25日 - 日常

昨夜は、出張先の東京で「十五夜」の名月を観ることができました。
芳しくないお天気で諦めていたお月見でしたが、都会のホテルの窓から見えるお月様はひと味違った感動を得ることができました。

昔から「十五夜、十三夜、十日夜が晴れてお月見ができると縁起が良い」という話を皆さんはご存知でしたか。
「十三夜」とは、旧暦9月13日のお月見のことで、旧暦8月15日の十五夜のあとに巡ってくる十三夜をさしています。
今年の十三夜は、10月21日(日)です。
十三夜は十五夜に次いで美しい月だといわれており、昔からとても大事にしてきました。
どちらか一方しか月見をしないことを「片見月」「片月見」といい、縁起が悪いとされています。
十日夜(とおかんや)」とは、旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことをさします。
今年の十日夜は、11月17日(土)です。
ただ、十日夜は、稲刈りを終え田の神様を見送る行事でお月見がメインではないため、月齢に関係なく新暦の11月10日に実施する地方もあります。
十五夜、十三夜、十日夜は、風情を楽しむだけではなく、収穫と密接な関わりがあります。
古来より月と太陽は陰と陽の象徴であり、月は「お陰さま」の心に通じると考えられてきました。
収穫物は生きる糧ですから、支えてくださる物事や力添えに対し、お月見をしながら感謝をするのも道理といえるでしょう。
昨日の十五夜を観られなかった人は、十三夜、十日夜を楽しみにお待ちください。

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