まず敬神の意を昂揚

2018年 10月4日 - 日常

台風25号の沖縄最接近!が報道されていますが、福島は穏やかな一日でした。
今日から、二本松の提灯祭りが始まりました。
公式HPによると、今から約370年前(1643年:寛永20年)丹羽光重公が二本松城主として入部、「よい政治を行うためには、領民にまず、敬神の意を昂揚させること」と考え現在の栗ヶ柵に二本松神社をまつり、領民なら誰でも自由に参拝できるようにしたのが「提灯祭り」の始まりといわれております。
提灯祭りで一番のみどころとなるのは、4日の宵祭り。
この日は各町内から鈴なりの提灯をつけた7台の太鼓台が繰り出し、二本松神社のかがり火を紅提灯に移します。
太鼓台は威勢のいい若連のかけ声とお囃子を奏しながら、市内を勇壮に練り歩きます。
夜空を赤々と焦がしながら移動する3000もの提灯は見物客まで熱くします。

最初は、旧暦の8月15日を挟んで行われていましたが、大正7年(1918年)の二本松大火から、現在の10月4日・5日・6日に行われるようになったそうです。
来年からは10月の第1日曜日を中心に行われると伺いましたから、10月4~6日に行われるのは最後となりますね。
どのお祭りもそうですが、ご縁日が定められていたものを人間様の勝手な都合で日にち変更されたら一番お困りになるのは「神様」です。
お祭りというものは、「観光」が「信仰」を超えてはなりませぬ。
ところで、あの娘は帰省しているのかしら・・・。

内閣改造「評価せず」45%。  法華坊主 joe

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