戦後の洋食を支えたカリフラワー

2018年 11月8日 - 日常

近くのご信者さんから、たくさんのカリフラワーをいただきました。
子どもの頃はカリフラワーが主流でしたが、最近はブロッコリーに押されているような気がしませんか。

どちらもアブラナ科のキャベツの仲間で、ブロッコリーが突然変異し、花蕾が白化したものがカリフラワーだと言われています。
両方ともビタミンCが豊富な野菜で、ブロッコリーの方がより多くのビタミンCを含んでいますが、その反面、茹でた際にビタミンCが失われやすい特徴があるそうです。
一方カリフラワーは、茹でてもビタミン成分が壊れないことから「畑のレモン」とも言われるほどで、茹でたものを比べると、ビタミンCの量に大差はないとのこと。
現在はカリフラワーよりもブロッコリーの方が目にする機会も多いですが、第二次世界大戦後、洋風文化の広まりとともに先に浸透したのは実は「カリフラワー」で、白いアスパラガスやセロリと共に「洋菜の三白」と呼ばれ、戦後の洋食を支えました。
しかし1980年以降、緑黄色野菜への認識が高まり、1980年代半ばにはブロッコリーの生産量が初めてカリフラワーの生産量を上回りました。
農水省報告書によると、最近ではブロッコリーはカリフラワーの約8倍もの生産量となっているそうです。
サックリとした歯ごたえと、独特の優しい甘みが美味しいカリフラワー。
栄養価が高く、手ごろに入手しやすく食卓に取り入れやすいブロッコリー。
ちなみに、「どちらもつぼみの部分より茎のほうが栄養素を含んでいるので、ぜひ捨てずに食事に取り入れて!」と、あるレシピに書いてありました。
これからの寒い冬を元気に乗り越えていくための食材、美味しくいただきたいですね!

ゴールデングラブ賞に甲斐キャノン。  法華坊主 joe

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