『グリーンブック』が作品賞

2019年 02月26日 - 日常

第91回アカデミー賞は、アダム・ランバートとクイーンのブライアン・メイによる「ウィー・ウィル・ロック・ユー/We Will Rock You」と「伝説のチャンピオン/We Are The Champions」というクイーンのヒット曲で幕開け。
ボーカルにアダム・ランバートを迎えたクイーンがアカデミー賞授賞式のオープニング・パフォーマンスを行いました。
今は亡きクイーンの伝説のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの人生とレガシーを描いた映画『ボヘミアン・ラポソディ』は、作品賞を含む5部門にノミネートされており、ラミ・マレックが主演男優賞を受賞し、他録音賞、編集音響賞など4冠に輝きました。
残念ながら是枝裕和監督の『万引き家族』はアカデミー賞ならず、外国語映画賞は『ROMA/ローマ』が受賞しました。

ということで今日は、昨日都内で観た映画『鈴木家の嘘』についてです。
長男の自死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアを交えてあたたかく描いたドラマでした。
劇場映画監督デビュー作ながら驚くべき完成度の野尻克己監督に絶賛。
岸部一徳、原日出子、岸本佳代子、大森南朋ら演技派がそれぞれ持ち味を発揮していますが、とりわけ長女役の木竜麻生が素晴らしかったです。
グリーフケアの集まりで手紙を読むシーンでの神がかった感情表現は涙なしには見られませんでした。
新体操の経験者であり、素敵なパフォーマンスでも魅せる彼女が、本格的に動ける年齢のうちに、そのスキルを活かした主演映画を観たいと期待しています。
残念ながら福島では上映されていません。

「新・北斎展」入場10万人を突破。  法華坊主 joe

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