暦の上では、夏季の真ん中。

2019年 06月22日 - 日常

今日は、24節気のひとつ「夏至(げし)」です。
一年で昼間が最も長く夜が最も短い日で、冬至(とうじ)比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。
暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えに繁忙を極める頃でもあり、暑さのピークは1カ月ほど先になります。
冬至にはカボチャを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅をお供えたりします。
沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」といい、この風が吹くと梅雨が明けて本格的な夏の訪れるそうです。
また日照時間の短い北欧では、昼間の最も長い夏至は、とても大切な日です。
フィンランドをはじめさまざまな国で「夏至祭」が催され、スウェーデンでは国中が週末お休みになるんだそうですよ。

二見興玉神社では「夏至祭」が行われ、太陽のエネルギーが最も溢れる夏至の日の出と共に禊(みそぎ)をする祭典を、夫婦岩の前で行います。
午前3時30分より夏至祭が斎行され、続いて日の出の時刻(午前4時40分頃)に合わせて禊行事が行われます。
正面に見える夫婦岩は、その沖合約700m先に鎮まる、御祭神縁りの「興玉神石」と日の大神(太陽)を拝む鳥居の役目をしています。
大小2つの岩が仲良く並ぶ姿から、夫婦円満や良縁成就を願う人々も訪れます。
また古くから二見浦一帯は、伊勢参宮を控えた人々が心身を清め、罪穢れを祓うべく禊祓をされた場所でした。
御祭神に猿田彦大神を祀り、開運や家内安全・交通安全にも御利益があるといわれています。

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