次の季節へ移る前の調整期間。

2019年 07月19日 - 日常

明日(20日)から土用(どよう)に入ります。
土用とは土旺用事(どおうようじ)の略です。 
土用というと夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、土用は各季節にあります。
陰陽五行(木・火・金・水・土)説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。
要するに、次の季節へ移る前の調整期間といったところでしょうか。

一般的には立秋前の18日間の夏土用をさし、この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれており、この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。
夏土用の時期に、カビや虫の害から守るため、衣類や書物に風を通して陰干することを「土用の虫干し」といいます。
また、この期間は田んぼに水を入れず、土をひび割れ状態にしますが、これは雑菌の繁殖を抑える効果があり、根がしっかりと張るんだそうです。
梅干しの天日干しもこの時期です。
虫干し・土用干しを行うためにも、早く梅雨が明けて、夏本番の太陽が照りつけると有り難いですね。

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