子どもの頃に読んだ絵本。

2019年 07月24日 - 日常

西日本の一部が梅雨明けし、ようやく猛暑がやってきますね。
今年も半分以上が過ぎましたが、年頭に誓った今年の目標の達成率はいかがですか。
ぼくが予定した本100冊、映画50本、美術展50館のうち、今のところ順調なのは美術館巡りです。

上野の森美術館で7月19日~7月28日まで開催されている「金の星社 創業100周年記念 みる よむ あそぶ 金の船・金の星 子どもの本の100年展」を観てきました。
日本近代児童文化の成立をリードしてきた金の星社の100周年を記念して、貴重な資料からロングセラーの絵本までを一挙公開しています。
子どもの頃に読んだ絵本、子どものために贈った絵本など、誰もが記憶にある絵本を出版している金の星社の展覧会です。
西條八十、野口雨情、岡本帰一、若山牧水など、錚々たる先人たちが作り上げてきた「金の船・金の星」には、野口雨情や竹久夢二らの詩と、本居長世、中山晋平らの作曲による、100年歌い継がれることになる童謡がちりばめられ、創刊当時より子どもらしく親しみやすいと大きな反響を呼びました。
戦火を逃れた雑誌「金の船・金の星」や童謡曲譜、表紙画を担当した岡本帰一・寺内萬治郎の原画、芥川龍之介から創業者・斎藤佐次郎に宛てた書簡など、創業当時の貴重な資料から、『ガラスのうさぎ』『かわいそうなぞう』『おこりじぞう』といった戦争をテーマにした原画も展示されていました。
開催期間は短いですが、夏休みにご家族でお出かけはいかがでしょうか。

東京2020オリンピックまで、あと1年。  法華坊主 joe

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