夏野菜で栄養を摂りましょう。

2019年 08月2日 - 日常

今日も福島市は、37.1℃の猛暑日。
こんな日は暑さを紛らわすためについ、冷たい飲み物ばかり飲んでしまいがちですが、それでは身体によくありません。
そんな時は、旬の夏野菜で栄養を摂り、元気を取り戻しましょう。

たとえば、原産地が中南米のかぼちゃ。
16世紀中頃にカンボジアに寄港したポルトガル船が日本にかぼちゃを持ち込み、「カンボジア」がなまって「かぼちゃ」になったといわれています。
このとき持ち込まれた品種が、今でいう「日本かぼちゃ」で、江戸時代末期に「西洋かぼちゃ」が導入されました。
次にトマト。
トマトの故郷は、南米ペルーを中心としたアンデス高原にあった野生種のトマトが、人間や鳥によってメキシコに運ばれ、栽培され食用になったと考えられています。
その後、コロンブスによってヨーロッパに持ち帰られましたが、その真っ赤な色や匂いから有毒植物と信じられ、トマトは観賞用のものでした。
ヨーロッパで最初にトマトを食べたのは飢饉に苦しんだイタリア人だそうで、今ではイタリア料理の素材の代表格です。
日本に伝わったのは17世紀なかばで、最初はヨーロッパ同様、観賞用として珍重されていました。
食用になったのは明治以降、西洋野菜とともにあらためてヨーロッパやアメリカから導入されてからのことです。
沖縄料理のゴーヤチャンプルーでお馴染みのゴーヤ。
原産地はインドを中心とするアジア熱帯地域です。
日本には中国経由で慶長年間に伝わり、沖縄には琉球王国時代には伝わっていたようで、18世紀初頭にはすでに野菜として食べられていました。
他にも、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、ニラ、ズッキーニなどが代表的で、いずれもカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含む野菜が多く、夏ばてなどに効果が高いものばかりです。

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