一番暑そうなのはどれ?

2019年 08月5日 - 日常

36.7℃の福島は、今日も「猛暑日」です。
最高気温が35℃以上になる「猛暑日」と呼ばれます。
2007年の気象庁の予報用語の改定で生まれた言葉ですが、今や至る所で何日も猛暑日が続くようになり、「猛暑」という言葉の与える印象もなんだか月並みなものになった気がします。

暑さを表現する言葉には「酷暑」「炎暑」「極暑」・・・などがありますが、一番暑そうなのはどの言葉でしょうか。
あるアンケートによると、一番暑そうな言葉は、酷暑(33.7%)、炎暑(31.8%)、極暑(25.6%)・・・だそうです。
「酷暑」の酷は、残酷・過酷など人体へのダメージや被害のイメージが強く、「命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」と言われ、今夏の暑さを表すには適語で、改めて気象用語に「酷暑日」が必要かと感じるほどですから、「アンケートでも「酷暑」が票を集めたのも、むべなるかなと思われます。
「炎暑」は、『角川俳句大歳時記』によると「文字通り、真夏の燃えるような暑さをいう。・・・『炎』の一字によって、ぎらぎらと照りつける、太陽の燦爛としたまぶしい光そのものが、背景に据わっている」とありますから、単に暑いというだけでなく、日差しの強さを示唆する言葉のうようです。
「極暑」は、同書によると「7月末から8月上旬にかけての最も厳しい暑さをいう。暑さの『極み』となって夏が頂点に達し、この先の生命の衰弱と衰退の匂いを漂わせるようにもとれる」と記されています。
いずれにいたしましても、梅雨寒の半月前までは、太陽が顔を出してくれることをあれほど待ち望んでいたわけですから、もう少し夏のお天道様と仲良く過ごしてみませんか。

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