あの日から74年。

2019年 08月9日 - 日常

今月6日に広島市の平和記念公園で行われた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」に続き、きょう「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が執り行われました。
広島・長崎両市長は、日本政府に対し、核兵器禁止条約への署名と批准を求めました。
しかし、安倍総理は広島の式典同様、核兵器禁止条約には触れませんでした。
あの日から74年、いま一度「平和」について考え直すべきではないでしょうか。

今月15日の終戦記念日近くになると、戦争映画がテレビで放映されます。受け止め方は人それぞれですが、気になる映画(今回は邦画のみ)を列記してみました。
〇 2010年ベルリン国際映画祭で、寺島しのぶが最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した「キャタピラー」。
〇 山田洋次監督が、昭和初期から戦況が悪化していく東京の中流家庭の生活を描いた名作「小さいおうち」。
〇 辺見じゅん『決定版 男たちの大和』が原作の、戦艦大和の乗組員の生き様を描いた戦争映画「男たちの大和/YAMATO 」。
〇 クリント・イーストウッド監督が「硫黄島の戦い」を日米双方の視点から描いた2部作「硫黄島からの手紙」。
〇 太平洋戦争下のビルマの日本軍を描いた名作「ビルマの竪琴」。ヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジオ賞受賞。
〇 役所広司版の山本五十六。真珠湾攻撃からミッドウェー海戦へ!「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」。 
〇 野坂昭如の戦争原体験を題材に描いた短編小説をアニメ化「火垂るの墓」。
〇 太平洋戦争を生き抜いた航空技術師・堀越二郎を描く宮崎駿の長編アニメ制作最終作品「風たちぬ」。
〇 百田尚樹の同名ベストセラー小説を岡田准一主演で映画化!「永遠の0」。
〇 1945年8月14日の正午からポツダム宣言の受諾を知らせる「玉音放送」までの24時間、「日本のいちばん長い日」。
私見ですが、戦争映画はあくまでもその戦争の一部を写し取っているものにすぎませんし、またその表層にすぎないものです。
しかし、戦争映画をきっかけとして、戦争というものを調べたり、またよりよい社会を作るにはと考えるきっかけとなれば、と考えます。

台風10号の気になる進路。  法華坊主 joe

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