日常の喧騒を忘れて・・・。

2019年 08月17日 - 日常

〈阿武隈川両岸の60本の大たいまつの中を、約6,000個の色とりどりのとうろうが川岸に並べられ、花火が夜空を彩ります! 当日17時からの受付でとうろうに法名を入れることもできます(1灯:2,000円 供養料含)。〉と銘打った「第37回 福島とうろう流し花火大会」に今夜、帰省している長男と行ってきました。

灯籠流しとは、灯篭と呼ばれる器具を用い、それに火を灯し川に流すという行事です。
これには故人の霊を供養するという意味合いがあり、お盆の時期などに各地で開催されている行事です。
灯篭流しは送り火と言われる行事が元になったと言われています。
火を使い死者を弔うということ自体は昔から行われてきました。
しかし灯篭流しという行事が生まれたのは戦後の広島であると言われています。
そのために広島や長崎などでは大きな灯篭流しが行われます。
当初は亡くなられた方の名前を書くものでしたが、平和の願いを書くという人も徐々に増えてきて、慰霊と同時に平和を祈る行事へとも変化しました。
灯篭流しはお盆の時期に慰霊を行いながら、日本ならではの風情を感じることができる行事です。
灯篭の灯を眺めることで日常の喧騒を忘れてゆっくりと夏の時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
見るだけでなく自分も参加してみるというのもおすすめです。
平和への祈りや様々な想いを灯篭に込めて、流してみましょう。
灯篭一つ一つにそのような想いがこもっていると思うと、とても素敵で美しい景色に思えてくるはずです。

福島のとうろう流しは、川岸に燈を灯した灯篭が並べられてあるだけで、阿武隈川には流しません。
東日本大震災の夏以来、福島第1原発事故の影響で!という理由だそうですが、「いつまでそんなことを言っているの」と思うのはワタシだけでしょうか?

飲酒後に「路上横臥」車にひかる死亡事故相次ぐ福島。  法華坊主 joe

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