復旧作業、長期化。

2019年 10月17日 - 日常

台風19号による記録的大雨で、東日本を中心に浸水被害を受けた被災地の生活再建やインフラ復旧は時間がかかる見通しです。
16日現在、犠牲者は74人に上り、総務省消防庁によると、行方不明者は5県で15人。
床上浸水などの住宅被害は1万棟を越え、停電や断水も続くほか、橋の流出で運転を見合わせる鉄道もあります。

先月、ある団体の視察研修で「栃木県防災館」へ行く機会がありました。
福島県には、この類の体験館が未設置が理由です。
栃木県防災館は、宇都宮市に在る地震・火災・大雨・大風などの災害を疑似体験ができる北関東では唯一の施設です。
私が体験したひとつめは「地震」で、床が前後左右に大揺れし、つかまっていないと立っていられないくらいの揺れを体感できます。
震度2程度から最大震度7までの体験が可能です。
次に体験した「煙迷路」は、ドアからドアへ、非常口の明かりを頼りに出口へ逃げる迷路です。
実際火事になると、真っ暗な中を非難しなければなりませんので、このコーナーでは煙もうもうの中、本番さながらの避難体験ができました。
3番目の「大雨」では、滝のような豪雨を体験できます。
普通の雨よりもはるかにたくさんの雨量で、あまりの水量と勢いに圧倒されました。
最後に体験した「大風」は、風速30メートルを体感できます。
これは幼稚園生が飛ばされてしまうくらいの強風で、大人でもバーにつかまっているのがやっとの状況でした。
今回の台風19号被害を経験し、このような防災館が身近にあって体験することが出来れば、なお一層の備えを十分にできるのではないかと実感いたしました。

16日の記事でしたが、日付が変わって17日の公開になってしまいました。

福島交通バス、県内150路線運休。  法華坊主 joe

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