秋を彩る楓や蔦は・・・。

2019年 10月24日 - 日常

今日は24節気のひとつ「霜降(そうこう)」です。
秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃で、朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できます。
初霜の知らせが聞かれるのも大体このころで、山は紅葉で彩られます。 
ぐっと冷え込むこの頃は、楓や蔦の紅葉が色鮮やかになっていき、「錦秋(きんしゅう)」というように、山が秋の色を纏う季語があるように、山々が得も言われぬ美しさを極めます。
また、紅葉に彩られた秋の山を「山粧う(やまよそおう)」といいます。
花が咲き始め鳥が歌う春は「山笑う」、青葉が茂りみずみずしい夏は「山滴る」、冬山の静けさは「山眠る」などと、四季折々の山をまるで生きているかのように表すことばがあります。
これは、11世紀の中国の郭煕(かくき)という画家のことばに由来しているそうですが、とても素敵な表現ですね。

秋の彩りが次第に里へ向かうと、山は枯山となります。
北から南へ、山から里へと、季節は冬を迎える準備をはじめるのですね。
霜は冷気によって大気中の水分が結晶化し、草木の表面や地面が白くなる現象。地表の温度が0度以下になると霜が降ります。
雪と同様、気体の水蒸気からいきなり固体の霜になるわけですから、霜は地上にできた雪ともいえます。
窓にできた霜を見ると結晶の形がはっきりと見えるそうなので、機会があれば見てみたいものです。
この頃から、コートや暖房器具の準備など冬支度を始めます。
読書や編み物をしたりして、秋の夜長を楽しむのもいいですね。

あす、菅原経産大臣、辞職かな。  法華坊主 joe

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