新しい物事の始まる年。

2020年 01月9日 - 日常

今年の干支の「子」という字は、頭部の大きな幼児の形からきた象形文字です。

中国の『漢書』では、「子」は、繁殖する・うむという意味をもつ「孳」という字からきておており、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとわれています。中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表しているので、十二支の一番目にそのような意味をもつ「子」がくることから、子年を植物にたとえると新しい生命が種子の中にきざし始める時期で、新しい物事や運気のサイクルの始まる年になると考えられています。

子年・ねずみ年生まれの人の特徴・性格は、ねずみが「寝ず身」になるように、真面目にコツコツと働き、倹約家でもあるので、若いうちからお金もたまりますが、不要なものにはお金を使わないので、度を越すとケチとみられてしまうこともあります。勘が鋭く、ひらめきもあるので、それを活かすと難を逃れられます。また、適応能力が高く、コミュニケーションもうまいので、周囲の人を惹きつけます。

また、株式相場には、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」という干支にちなんだ格言があります。ねずみはたくさんの子を産むことから繁栄の象徴とされ、「子年は繁栄」で上げ相場になると言われています。

既に令和2年も明日で10日を迎えますが、より良き1年になるよう努力精進をお祈りします。

 

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