山菜の王様「タラの芽」

2020年 04月25日 - 日常

自生の「タラの芽」がいただきました。

山菜と言えば「タラの芽」という人もいるほど人気が高く、山菜の王様とも称されるほどです。
天ぷらやおひたしにした時のほのかな苦みと香りは病みつきになるほど美味しく、旬の時期が近づくと、多くの人がタラの芽を求めて山に入っていきます。和名をタラノキ(楤芽)、別名でタランボ、オニノカナボウ、タラッポというそうで、Aralia (タラの芽は、Aralia sproutという英名もあるようでびっくりです。
聞くところによると、タラの芽をつけるタラノキは、木の形状や枝に生えたとげなどから見分けるのが比較的簡単な山菜だそうです。

タラの芽は、山形県や群馬県、富山県などハウス栽培が盛んな地域もあり、養殖ものなら2~3月になると品揃えのいいスーパーであれば陳列棚に並んでいるこを見かけます。
一般的に、野生のタラの芽はもう少し遅い3月~4月初旬が旬の時期で、山間部では6月頃まで採れるとか。
野生の天然物を採る場合は、あまり遅くに行くとすでに他の人たちに全て取られてしまっていたり、育ちすぎてしまっていることも多いので、シーズンが始まったら早めに山菜採りに行くと良い!と教えてくれましたが、採ってきたのをそのまま届けていただくのが一番です(笑)。

ちょっただけ知ったか振りして・・・、タラの芽はトゲがあるので下ごしらえには注意が必要ですが、トゲトゲに気を付けて料理をしたら、ちょっぴり苦みのある山菜独特の風味が楽しめます。
天ぷらは、そのタラの芽の魅力が思いっきり楽しめるお料理の一つで、タラの芽の歯ごたえと苦みを楽しむためには揚げすぎないことが基本のようです。
山菜は旬に楽しむのがいちばん贅沢ですので、古くから日本で楽しんできた季節を楽しむお料理を、ぜひご家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

尼崎JR脱線事故から、今日で15年。  法華坊主 joe

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