旬が2回あるイモ?

2020年 10月15日 - 日常

秋といえば「食欲の秋」、なぜそう言われるのかというと、栄養価が高くおいしい食材が実り、収穫される季節だからです。
松茸や秋刀魚、さつまいもなど秋に旬を迎える野菜、果物、きのこ、魚といった食材たちを楽しむことで、夏の疲れをリフレッシュすることができます。
ある「好きな秋の味覚」アンケートの第1位は、さつまいも!だそうです。

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さつまいもの旬は9月~11月ですが、実は、さつまいもには旬が2回あります。
収穫したての9月~11月だけでなく、収穫の後2ヶ月ほど貯蔵して、水分を飛ばすと甘さが増して、さらにおいしくなるからです。
ずんぐりと太く、皮につやがあって色が濃く、実のよくしまったものが良質です。
さつまいもはヒルガオ科の植物で、メキシコを中心とした中米原産です。
日本へは1597年に宮古島へ入ったのが最初といわれて、琉球を経て薩摩に伝わり、主に九州地方で栽培されるようになりました。
一般に「薩摩芋」と呼ばれていますが、「唐芋」「琉球芋」「甘藷(かんしょ)」の名前もあります。
やせた土地でも育ち、たくさん穫れることから、江戸時代に青木昆陽が飢饉対策として普及させました。
さつまいもは、でんぷん・糖分が主成分ですが、でんぷんを麦芽糖に分解する糖化酵素も多く含んでいるため、蒸したり焼いたりする過程で多量の麦芽糖ができ、甘みが増えます。
また、食物繊維やビタミンCも豊富で、皮の部分にはカルシウムも豊富なので、なるべく皮ごと食べると良いらしいですよ。
腸内で消化しきれなかったでんぷんは、吸収されずに腸内細菌の栄養源となります。
腸内細菌によって分解される時に腸内ガスが発生するので、たくさん食べるとゲップや胸やけ、そしてオナラが出たりするのです。
さつまいもと言えば「焼きいも」、特に女性は好きな人が多いですが、オナラを気にせず召し上がってください。

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