初外遊スタート。
2020年 10月19日 - 日常
新聞・テレビでは「菅首相、初外遊スタート。19日に日越首脳会談」などという見出しが躍っています。
現在では見かけることが少なくなった国名の漢字表記(例えば、印度尼西亜=インドネシア)ですが、昭和初期頃までは一般的な表記の仕方でした。
当時は、国名だけでなく、外国の地名も漢字表記が一般的で、新聞や雑誌といったメディアでも使用されていました。
国名の漢字表記には明確なルールはありませんが、たくさんの人が目にする場所で使用されていたため、一般常識として多くの人が知っているものでした。
次第に使われなくなった国名の漢字表記がある一方、一部の国名は現在でも漢字表記されることがあります。
新聞やニュースなど、限られた文字数で物事を伝えることが多いメディアの場合、漢字表記の一文字で使用されるケースが多いです。
例えば、アメリカを「米」、イギリスを「英」、フランスを「仏」、イタリアを「伊」、ドイツを「独」、ロシアを「露」とする表記は、現在でもよく使われています。
今回、菅首相が訪れたベトナムは「越」、明日訪ねるインドネシアは「尼」となります。
さて、次の漢字国名一文字標記(略称)はどこの国でしょうか。
例えばアジアの国では、「印」→? 「星」→? 「錫」→? 「泰」→? 「土」→? 「比」→? 「馬」→?
オセアニアでは「豪」→? 「新」→?
北アメリカでは「加」→? 「巴」→? 「墨」→?
南アメリカでは「智」→? 「伯」→? 「秘」→?
ヨーロッパに移って「氷」→? 「愛」→? 「希」→? 「西」→? 「丹」→? 「白」→? 「波」→?
最後ににアフリカ「埃」→?
以上は標記文字の一部ですが、おわかりになられましたか。
「国を表す漢字」は適材適所で使用されています。
特に、新聞の見出しなどスペースに限りがある場合に有効的に使われています。
ある漢字一文字が表している国がわかれば、ニュースもさくさくと読むことができますよね。
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