多く霜が降る月。
2020年 11月1日 - 日常
今日から11月、「霜月(しもつき)」です。
今年も今月11月と来月12月を残すばかりとなりました。
霜月は、「霜降り月・霜降月(しもふりつき)」が語源で、それが縮められて「霜月」になったと言う説が有力だと思います。
平安末期の歌人の藤原清輔(ふじわらきよすけ)は、「奥儀抄(おうぎしょう)」という歌学書の中で、「十一月(しもつき)、霜しきりに降るゆえに霜降月(しもふりつき)といふを誤(あやま)れり」という歌が残されています。
この藤原清輔の歌から、「多く霜が降る月」である「霜降月(しもふりつき)」が短くなって、「霜月」になったというのが有力な由来ではないかと思います。
霜月の由来には諸説あり、一説ではその年の収穫を神に感謝してから口にする行事が行われていたことから「食物月(おしものづき)」と呼ばれ、そこから転じて「しもつき」になったともいわれています。
霜月の由来としては他にもあります。前の月、すなわち10月が満ちた数字の10であることから上月とし、そこから下っていくので「下月」と呼ばれるようになったという説もあります。
また、現在も12月は次第に日が短くなり、日光も弱くなっていきます。
その事から「(ものが)しぼむ月」と呼ばれていましたが、次第に変化して霜月になったとも考えられています。
これから日増しにお寒くなりますから、体調管理に気をつけて今月も有意義にお過ごしください。
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