実のように見えるが、実は種子。

2020年 11月28日 - 日常

都会の陽気とは違って、田舎の季節は冬本番を迎えようとしています。
今日の最高気温は12℃まで届かず、冷たい北風が吹き込んでいました。

銀杏の驚くべき効果効能 (2020年9月30日) - エキサイトニュース

銀杏(ぎんなん)の実?をいただきました。
イチョウの木は、寺社、公園、街路樹などに広く植栽されており、なじみ深い木です。秋になると黄色く色づき、銀杏がなりますが、イチョウには雄株と雌株があり、銀杏がなるのは雌株だけです。
銀杏は黄葉が本格的になる少し前から、落ち始めます。
実のように見えますが、実は種子だそうで、外側の種皮部分は臭いますが、中の種子が食用になります。
独特の風味で、炒って食べたり、茶碗蒸しの具材にしたり、和食には欠かせない食材です。
お好きな方も多いと思いますが、銀杏は食べ過ぎると中毒になるという怖い食品でもあることを忘れてはいけません。
イチョウの実である銀杏を炒って食べるのは、日本人の昔からの習慣ですが、中毒のあることも昔から知られていて、節分の時に年の数だけの豆を食べるのは、「年の数以上は食べてはいけない」という裏の意味合いがあり、「銀杏は年の数以上食べてはいけない」という言い伝えが残っているようです。
銀杏の食用による死亡の事例は、第二次大戦の前後に多く報告され、1960年代以降は減少していますが、最近でも症例報告は時々あり、2010年には成人女性が60個の銀杏を食べ、吐き気やおう吐などの中毒症状を認めています。
また、お子さんにおいては、けいれんを示す事例が多く報告されています。
全ての中毒患者さんの8割以上がお子さんで、特に3歳未満が多いと報告されています。
美味しいからといって、銀杏の食べ過ぎには、くれぐれもご注意下さい。

 

朝ドラ「エール」フィナーレ。  法華坊主 joe

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