どうして新年の挨拶控えるの?

2020年 12月2日 - 日常

先月中旬ころより、我が家にも喪中はがきが何通も届いています。
喪中はがきはその年に同居する家族や身内に不幸があった際、喪に服するために年賀状のやり取りを辞退させていただくために出す挨拶状のことを言います。
一般には、「同居する家族や身内に不幸があった為、新年の挨拶を控えます、そして年賀状のやり取りはできませんのでご了承ください」と相手方に伝えるために喪中はがきを出します。
基本的には、喪中はがきは1年以内に2親等内の親族が亡くなった場合に送る必要があると言われています。
故人との関係で2親等にあたる続柄とは、次の方が当てはまります。
故人の1親等・・・両親、配偶者、子
故人の2親等・・・兄弟姉妹、祖父母、孫
これには特別な理由はなく、2親等内であっても「同居していないから」という理由で送らない方もいますし、故人とのつながりが深かったから2親等内でなくても送る方もいるようです。
喪中はがきを出す必要があるかどうかは、「生活を共にしていたか」というのがひとつの目安になるとも言われています。

喪中はがきのマナーと文例 | エヌビー社

我が家も、今年8月7日に父を亡くしましたが、喪中はがきは出しません。
その代わりに寒中見舞いをお出しする予定です。
父は生前、喪中はがきを頂戴しますと「この御方は本当に喪に服しておられるのだろうか」とつぶやいていたことを思い起こします。
喪に服するということは、年末年始のご挨拶を遠慮することだけではありません。
お正月の日常生活において、お屠蘇(お酒)は飲まないの?、お雑煮は食べないの?、孫にお年玉はあげないの?

今では、多様な価値観のために各人それぞれの過ごし方を選択することが増えて良いのではないかと思います。

 

首相、コロナ巡り4日夕会見へ。  法華坊主 joe

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