たき火だ、たき火だ、落ち葉たき。

2020年 12月5日 - 日常

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろう
もやけおててが もうかゆい

たき火には、落葉焚、庭焚火、野焚火、磯焚火などがあります。
ほんの10数年前には日本の各地で見られた晩秋の光景でしたが、今では海岸の砂浜やキャンプ場でしか見られないものになってしまいました。
昔は、今の季節には近所の通りの落ち葉を集めて燃やす光景は、日本のどこにでもある風景でした。
知らない人でも自由にたき火にあたり、暖をとったりして足を止めました。
今では懐かしい風物詩になってしまいました。

☆歌唱動画☆ 童謡「たき火」 | 藤咲真美ブログ ~夢を叶えるまで~

この歌は、昭和16年12月9日、10日、太平洋戦争開戦後の2日間だけNHKラジオ「うたのおけいこ」の時間で放送されました。
それを聴いた軍の関係者が抗議、「この非常時に『たき火』とは何事か」ということで11日からは放送中止となったそうです。
さらに『たき火』は、戦後の昭和24年にスタートしたNHK「うたのおばさん」で、松田トシ、安西愛子によって歌われ、学校や園の子どもたちにも広く歌われました。
そして小学校の音楽教科書に載ると、今度は消防庁から「街角のたき火は困る。防火教育上よくない」と抗議されたそうです。
今では見られなくなった「たき火」にも、色んな変遷があるのですね。

 

コロナ、東京で過去最多の584人。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です