冬に栄養をとるための知恵。
2020年 12月19日 - 日常
ブログ公開をお休みしていたら、きょうは12月19日、今年も残り2週間となりました。
今年は、あさって21日が「冬至(とうじ)」です。
冬至の日の食べ物には、よく知られるかぼちゃの他、「冬至粥」や、地方によって小豆とかぼちゃを煮た「いとこ煮」を食べるところなどもあります。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれていたことご存知でしたか?
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん・・・など「ん」のつくものを運盛りといい、縁起をかついでいたのです。
運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。
また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復(いちようらいふく)の願いが込められているのです。
一陽来復については、追って説明します。
運盛りの食べものに「ん」が2つつけば「運」も倍増すると考え、それらを7種を「冬至の七種(ななくさ)」と呼ぶことがあるそうです。
【冬至の七種】
1 なんきん:南京(かぼちゃのこと)
2 れんこん:蓮根
3 にんじん:人参
4 ぎんなん:銀杏
5 きんかん:金柑
6 かんてん:寒天
7 うんどん:饂飩(うどんのこと)
まだ数日あります。かぼちゃはもちろんこと、冬に栄養をとるための賢人の知恵を見つけ出してください。
マツケンもコロナ感染。 法華坊主 joe