今朝はお粥を食べましたか?

2021年 01月15日 - 日常

1月の半ばとなりますと、寒の厳しさもひとしおとなります。
お正月の晴れやかさが懐かしいところですね。
古くからの行事に「小正月(こしょうがつ)」があります。
元日の「大正月(だいしょうがつ)」に対して15日を「小正月」と呼びます。
「大正月」は別名「男正月(おとこしょうがつ)」とも呼ぶことから、「小正月」は「女正月(おんなしょうがつ)」と対をなしています。
意味にもぴったりで、元日からゆっくりすることのできない女性が、やっと年始回りや、女性だけの集いをすることを言います。
今でも、家庭を持っている女性は正月はプライベートにさく時間が持ちにくいもの、普遍的な行事とも言えますね。

小正月は家庭的な行事を行う日!「女正月」という別名もある ...
「小正月」は「餅花(もちばな)」を飾ることから「花正月(はなしょうがつ)」とも呼びます。
餅花とは、柳などの枝にお餅やお団子を小さく丸めて刺す紅白の飾りで、五穀豊穣を願うものです。
養蚕の盛んな地域では、米粉で繭の形を作って飾ったことから「繭玉(まゆだま)」と呼ばれています。
また、15日の朝は「十五日粥(じゅうごにちがゆ)」を食す習慣がありますが、春の木に宿る生命力にあやかったもので、「成木責(なりきぜめ)」や「粥の木(かゆのき)」などの習慣にも通じます。

 

世界の累計感染者数、9000万人超。

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