草木がだんだんと芽吹く時季。

2021年 03月1日 - 日常

きょうから3月。
明治初頭、陽暦(新暦)を採用した日本では、各月を現在のような1月〜12月で表すようになりました。
これ以前の陰暦(旧暦)では、和風月名という季節感のわかる言葉で各月を表現していました。
たとえば1月は睦月(むつき)、2月は如月(きさらぎ)呼ばれていました。
「弥生」は和風月名の3番目にあたる月です。弥生の由来・語源を辿ると、「弥生(いやおい)」が変化して「やよい」と読むようになったようです。
弥生の「弥」はいよいよ・ますます、「生」は草木が芽吹くことを意味しています。
弥生とは、草木がだんだんと芽吹く時季をさす言葉なのです。

梅の花。 : 白秋の黄昏
和風月名は旧暦で表されるので、現在の暦では4~5月上旬ごろにあたり、春の花が開花を迎えるころにあたるので、「花見月」「花月」「桜月」「桃月」など「花」の名が付いたものが多くあります。
また、サクラの別名を「夢見草」ということから「夢見月」とも呼ばれています。
3月は、卒業や人事異動などで新しい環境へと移る時期でもあります。
新しい環境に夢膨らませ、いい夢を見るか、そうでないかはご本人や環境次第というところでしょうか。

 

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