花見は、ルールを遵守して!

2021年 03月21日 - 日常

今春は、広島を皮切りに東京・福岡・・・と各地でサクラの開花が宣言されています。
花見と言えばサクラ、サクラと言えば花見です。
我が国の花見の歴史は古く、奈良時代の貴族の行事が起源と言われています。
しかし、現在のようにサクラを愛でるのではなく、中国から伝来した「梅」を観賞するものだったようです。
万葉集でも、桜40首余りに対し、梅は110首以上と、その数からも梅の人気ぶりがうかがえます。

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サクラの花見は、嵯峨天皇が最初と言われていますが、実は、貴族が花見を楽しんでいた時代、農民の間でも豊作祈願の行事として花見が行われていたそうです。
また、サクラは春になって山から田の神様が降りてきて宿る木とされていたので、サクラの花芽が見えると田んぼに水をはり、花が散り始めると田植えを行うなど、農事暦の役割を果たしていました。
日本各地には「種まきサクラ」と呼ばれるサクラがあり、その木を見ながら農作業が進められたといいます。
このようなことから、サクラは「サ」と「クラ」と2つに分解され、「サ」は「サキガケ」で田んぼの神様を表し、「クラ」は神様が宿るところ、という解釈が定説化されています‎。 ‎
‎今年は、コロナの影響でゆっくり花見をすることはかないませんが、ルールを遵守してコロナ禍にあっての一人花見を楽しんではいかがでしょうか。

 

続く東北地震、余震じゃなくて予震でしょ。  法華坊主 joe

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