花びらが散ったあとの桜。
2021年 04月10日 - 日常
♪ 花びらが散ったあとの桜が
とても冷たくされるように
誰にも 心の片隅に
見せたくはないものがあるよね ♫
この歌い出しで始まる曲をご存じですか?
わたしも今回、親愛なる友人の薦めもあって、久しぶりに聴く機会を得ました。
「ささやかなこの人生」は、日本のフォークデュオ「風」が1976年6月25日に発表した楽曲です。
桜の花が散ってしまうと誰も見向きもせず、興味がなくなる。
花の散った桜が、その姿を本当は隠したい、そして見られたくないように、人間も、綺麗で華やかなところばかりではなく、過去の自分とか 見られたくない姿があるのよ!といった意でしょうか。
そういう思いがあっても、恋愛すると感情がついてくるので、相手に隠しておけないことや、本来の自分が出てしまう時がある 。
心の扉を綺麗に閉めてばかりはおれない。
それが原因で、相手を傷つけたり、傷つけられたりすることもある。
付き合い始めた頃は、どちらも優しかった。
月日が経つと、我が出たり喧嘩したりと、別れてしまうことがある 。
その時になって後悔することもあるけど、感傷的になった時は涙を流しても、振り返らずに前を向いていこう。
といった歌詞が続きます。
サビの
♫ やさしかった 恋人たちよ
ささやかなこの人生を~ ♪
の部分は、1992年頃のNTTのCMに使われていたことがあるから、タイトルを聴いてもピンとこない人でも、聴けば「ああ、あの曲か」って分かる方も多いでしょう。
この曲を聴きながら、名残惜しい今年のサクラを楽しんでください。
東京570人、大阪918人。 法華坊主 joe