生命力が強く縁起のいい生き物。

2021年 05月3日 - 日常

コロナ禍のGWですが、近くのお宅の庭では鯉のぼりが元気に泳いでいます。
そこで、なぜ鯉なのか?他の魚ではいけないのでしょうか?
昔から鯉は生命力が強く縁起のいい生き物として扱われてきました。
他の魚と比べると、鯉はきれいな水の中のみならず、汚れた沼や池などでもしっかりと生きていける力を持っています。
また中国では〈鯉の滝登り〉という言い伝えがあり、「鯉は激しく流れる滝を登り、龍になり天へ昇る」とされ、立見出世の象徴とされていたんです。
「愛する我が子が、鯉のように強く立派に出世していきますように」という親の愛情が、しっかりと表現され受け継がれているんですね。
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鯉のぼりの始まりは江戸時代とされています。
江戸時代、江戸城で将軍のお祝いをする重要な日があり、その日が端午の節句である5月5日でした。
そんな中で将軍に男の子が誕生すると、世継ぎである男の子の誕生を祝い、5月5日のお祝に吹き出し(吹き流し)やのぼりなどを掲げるようになりました。
その風習が武家や庶民の中でも徐々に広まり、男の子が生まれた印として吹き出しやのぼりを掲げるようになり、さらには、そののぼり自体に縁起がいいとされる鯉の絵を描くことが広がり、現在の鯉のぼりの風習が根付いたとされています。
今年のこどもの日は、お子さまと鯉のぼりの意味をおさらいしつつ、子どもの成長や幸せな家族を願って、みんなで楽しく、おうちでお祝いしてみてはいかがでしょう。

 

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