家運長久・子孫繁栄の縁起物。

2021年 05月4日 - 日常

きょうお参りに来られたご信者さんから「柏餅」をお供えいただきました。
鯉のぼりを眺めながら柏餅を頂戴すると、ステイホームしながらでも5月のGW気分に浸れますね。

柏餅と桜餅 その由来: ポジタリアン イエロー

端午の節句に柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代からといわれています。
柏の木の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないという特性から、新芽を子ども、古い葉を親に見立て、「家系が絶えない」さらには「子孫繁栄」と結びつけたわけです。
そのため、柏の葉で巻いた柏餅は、縁起のいい食べ物として定着しました。
一方ちまきは、端午の節句行事とともに中国から伝わったものです。
中国の故事からきており、難を避ける厄払いの力があるとされ、最初は、楝樹(れんじゅ)の葉でもち米を包んでいたそうです。
時代が下ると、茅(ちがや)の葉も使われるようになり、「ちがやまき」とも呼ばれ、それがだんだんと短縮され、ちまきと呼ばれるようになったといわれています。
柏餅は、主に関東地方で定着していますが、関西地方では柏の木が育ちにくかったことや、伝統を重んじる上方文化が息づいていることから、端午の節句にはちまきの方が一般的に食べられているようです。
明日の端午の節句(こどもの日)には、みんなで柏餅やちまき等を食べながら、男の児の健やかな成長をお祝いしていただきたいですね。

 

「GW我慢できない」観光地に多くの人出。  法華坊主 joe

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