絵本は、楽しみそのものだ。

2021年 05月31日 - 日常

先日ニュースで、エリック・カールさんが亡くなったことを知りました。
皆さんは、エリック・カールさん(1929-2021)をご存じですか?
『はらぺこあおむし』の作者、絵本作家のアメリカ人というとおわかりでしょう。
エリック・カールさんは、ニューヨーク生まれで、切り抜いた色紙を貼りつけていく手法が特徴です。
70冊以上の絵本を出版、作品は世界中の子どもたちに愛されました。
特に1969年に発売された代表作の「はらぺこあおむし」は、日本語を含む70以上の言語に翻訳され、世界で5500万部以上が販売されました。

おおきな木 | シェル・シルヴァスタイン, Shel Silverstein, 村上春樹 ...

そこで、法華坊主が勝手に独断で選ぶ〈絵本ベスト5〉は、
『十二支のはじまり』(岩崎京子)・・・動物たちの順番がどのように決められたのか、丁寧に描かれています。
『ぐりとぐら』(中川李枝子)・・・みんなの人気者、野ねずみのぐりとぐらは、この絵本で登場しました。
『こんとあき』(林明子)・・・こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。幼い子の心をとりこにする絵本。
『いつか あなたを わすれても』(桜木紫乃)・・・女に生まれたことの答えを探す、直木賞作家・桜木紫乃による初の絵本。
『おおきな木』(シェル・シルヴァスタイン)・・・愛という形ないものを考えるきっかけを作ってくれる、優しく少し切ない物語。
大人になっても、絵本は、役に立つ、ためになるといったものではなく、楽しみそのものだということではないでしょうか。
ほかにも素敵な絵本がたくさんありますが、今回は思いつくままにセレクトしましたので、別の機会にあらためて紹介したいと思います。

 

5月もおしまい、明日から梅雨の6月。  法華坊主 joe

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