取り戻せない時間を大切にしたい。

2021年 08月28日 - 日常

8月も残り3日、ひと月の過ぎていくのが早いのにビックリいたします。
月日が過ぎることの早さをたとえるときによく使われることわざに「光陰矢の如し(こういんやのごとし )」があります。
意味は「月日が過ぎるのは矢のように早いこと」で、たとえとして使われます。
「光陰」とは月日や歳月または時間という意味です。
「光陰」に続く「矢の如し」とは、「矢のように」という意味です。
月日の過ぎるのは放たれた矢のように早く、また二度と戻ってこないものだ、と取り戻せない時間を大切にしたいという教訓として使われます。

弓道で的中が安定しないなら先ずこの3点を見直しましょう

「光陰矢の如し」は漢文で「光陰如箭」と書きます。
「箭(や)」とは「矢」と同じ意味です。
唐の時代の書物に「光陰如箭」が使われている例が多くあるようですが、日本のことわざの出典がどれであるのかは明らかになっていません。
「光陰矢の如し」の出典は不明ですが、日本の古い文献などにみられる例としては、鎌倉時代の「曽我物語」や江戸時代の「浮世草子」、仏教の経典などに「光陰矢の如し」の記述があるようです。
また、平安時代の古今和歌集に収められた歌には「弓」を射るように時間が早く過ぎるとの思いを詠ったものがあります。
近代では、福沢諭吉が書いた『旧藩情』の中に、「光陰矢の如く」の表現で時が早く過ぎることをたとえた一文があります。
いつの時代にも過ぎ去る日々を惜しむ気持ちは変わらないのです。

 

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