正月七日、七草雑感。

2013年 01月7日 - 日常

雑感其の壱

きょうは七草。早や今年も一週間が過ぎようとしています。
7種の若菜を粥にして食べると、無病息災でいられると言い伝えられてきました。祝膳や祝酒で疲れた胃腸を休めるためともされてきました。


決して美味しい食べ物とは思いませんが、おまじないと思って頂戴いたしました。私はおこちゃまですから、いまだに滋味豊かな味わいが分からないのも事実です。旧暦の正月は2月に入ってからですので、野菜が少ない時季。不足しがちなビタミンを補う意味もあったのでしょう。

雑感其の弐
前にもお伝えしましたように、東日本大震災で大規模半壊の指定を受けた立正院の旧庫裡の解体工事が今日から始まりました。
  午前7時現在
  午後1時現在

今年米寿を迎える住職は、昨暮より建物付近に近付こうとしません。若い私どもより、強く大きく深い思いがあるのでしょう。大正15年にこの建物で生まれ、育ち、今日まで寝食し、幾多の思い出がある訳ですから仕方ありませんね。
それに加え、暮れより帰省していた二人の孫も、昨夜遅くまた東京へ戻ってしまいましたから、なおさら寂しさが倍増するのでありましょう。しぼんだ風船がなお一層小さくなるようです。
旧庫裡解体の状況については、追って詳報いたします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です