幾何学模様の布作品を手にして思うこと

2013年 01月23日 - 日常

今朝もまあまあのお天気で、朝から冬の太陽がやわらかな日射しを冷たい風に乗って注いでいます。

しかし日中の気温はさほど上がらず、街路の雪はなかなか解けません。明日は3月上旬の気温になると予報されていますから、少しは雪解けが進むことを期待しています。

今日、月参りのお宅をお訪ねしたらこんなに素敵な端切れを使った作品を頂戴して来ました。

大きい方は直径20㌢、小さい方は15㌢でもちろん手作りです。「冬場の間の手わすら」と70代のオバさんは話していましたが、何といっても色鮮やかで幾何学模様が几帳面なお人柄を現わしていて、ナベ敷きにでも、花瓶置きにでも、何に使っても最適です。
今は100円ショップやホームセンターなどで、代用品が容易く安価で手に入りますが、その商品は Made In Yosonokuni であったり、心の通わない量産品ばかりです。ひとつひとつが手作業で、こたつに入ってメガネ越しに針を動かす姿は、いま忘れ去られようとしている母親の素晴らしい光景と思いませんか。
誰しもが母親無くしてこの世に生を受けた人はいないのですから、母親をすでに亡くした人はあらためて菩提を弔い、母親が元気でおられる方は尚一層の孝行につとめなければいけませんね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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